【 路 線 図 】

 
山   越
ユースホステル前
宇 多 野
鳴 滝 本 町
福 王 子
御室仁和寺
竜 安 寺 前
塔 ノ 下 町
御   室
嵐電妙心寺駅前
妙心寺北門前
等持院南町
等 持 院 道
北野白梅町 山城高校前
大 将 軍
北野中学前
西ノ京円町
太 子 道
西大路御池
西大路三条
西大路四条
四条御前通
四条中新道
四 条 坊 城
四 条 大 宮
四 条 堀 川
四条西洞院
四 条 烏 丸
四 条 高 倉
四条河原町
烏 丸 松 原
烏 丸 五 条
烏 丸 六 条
烏 丸 七 条
京 都 駅 前
 
26号系統
26号入庫系統
(1978年11月現在)
N26号系統
(1977年9月現在)
     

26号系統 四条堀川(1978年)
1978年 四条堀川

26号系統が新設されたのはいつ頃かはっきり分かりませんが、深夜バスであるN26号系統が昭和37年11月10日に新設されていることから恐らく昭和30年代前半に新設されたと系統だと思います。
新設当時より基本的な経路である、京都駅〜四条烏丸〜西大路四条〜北野白梅町〜御室〜山越という経路は全く変更されておらず、観光客や通勤客、学生といった幅広い利用客がある系統です。

昭和40年代前半は三哲を起点とし、山越から大覚寺まで運行されていました。ちょうどこの頃の10号系統も26号系統同様大覚寺まで運行されていました。

路線図 26号系統・N26号系統(1966年)
26号系統・N26号系統 路線図(その1)

昭和40年代後半に入り担当営業所が八条営業所に変更されたことから(N26号系統は梅津営業所)、一部で八条車庫〜山越という変わった便が有りました。
この頃26号系統は大覚寺までの乗り入れを止め、現在と同じ経路(起点は三哲ですが)になりました。

路線図 26号系統・N26号系統(1972年)
26号系統・N26号系統 路線図(その2)

26号入庫系統 四条堀川(1978年)
1978年 四条堀川

その後、担当営業所が五条営業所に変更され、また昭和53年にはN26号系統の廃止があり、現在の26号系統になりました。
N26号系統廃止後、一時期26号入庫系統として福王子行きが有りましたが現在は有りません。

方向幕 N26号系統(1977年)
廃止直前のN26号系統方向幕

路線図 26号系統・N26号系統(1977年)
26号系統・N26号系統 路線図(その3)

これほど長い間経路を殆ど変更されなかった系統は非常に珍しく、いかに京都の市バスの中で重要な系統であるか、経路変更の歴史を見て分かると思います。
これから先も経路を変更されず、利用客に親しまれる系統としていつまでも運行していてほしいものです。

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