【 路 線 図 】

 
四 条 烏 丸
市バスセンター


四 条 烏 丸
烏 丸 松 原
烏 丸 五 条
烏 丸 六 条
烏 丸 七 条
七条西洞院
七 条 大 宮
七条壬生通
七 条 千 本
七条御前通
西大路七条
月 読 橋
大 門 町
川 勝 寺
東 側 町
桂 大 橋
桂 離 宮 前
下   桂
桂消防署前
阪急桂駅前
川 島 町
樫   原
公 会 堂 前
三 ノ 宮
国 道 中 山
国 道 塚 原
国 道 沓 掛
西長天理教前
西長出荷場前
西 長 南 口
北 春 日 町
柳   川
北   井
南 春 日 町
灰   方
 
63号系統
(1976年6月現在)
 

63号系統 国道沓掛(1981年)
1981年 国道沓掛付近

この63号系統は、23号系統(四条烏丸市バスセンター〜沓掛)、33号系統(四条烏丸市バスセンター〜三ノ宮、後に洛西・東新林町まで延長)と共に、京都市内と京都の郊外、洛西地区とを結ぶ重要な路線として、地下鉄烏丸線開業まで運行されていました。

写真は国道沓掛付近で、国道9号線を大原野へ向かう為に左折(南行)したところのものです。
ここから終点灰方までの間、道路の左右にはいろいろな果物畑があり、この系統を乗っての一番楽しい区間でありました。また、本当にここを市バスが通るのといった細い道を右へ左へと進むところも、この系統の魅力でした。
しかし、1日5便といった非常に少ない系統であった為、利用客は少なかったようです。

終点灰方は市バスが旋回する場所がない為に、国道中山からUターンを援助するための係員がバスに乗り込み、灰方の交差点でUターンし折り返していました。
今は3号系統が終点北白川仕伏町で係員を使って折り返しを行っていますが、懐かしさを感じさせます。

63号系統 四条烏丸市バスセンター(1978年)
1978年 四条烏丸市バスセンター

四条烏丸市バスセンターを起点にしていましたが、当時ここを起点にしていた系統は沢山ありました。しかし、あまり便利な場所になかった為(阪急烏丸駅から地下道が通じていましたが、非常に判りにくい通路でした)、利用客は多くありませんでした。今は廃止され、市バスの操車場として利用されています。

路線図 63号系統(1980年)・西4号系統(1981年)
63号系統・西4号系統 路線図

この63号系統は地下鉄烏丸線開業後、営業路線を短縮(四条烏丸市バスセンター〜桂駅東口間廃止)・変更(南春日町〜灰方間を南春日町〜大原野小学校前〜洛西操車場前間に変更)され西4号系統として運行されていましたが、利用客が極めて少なく廃止されました。
その後、臨西2号系統が大原野小学校前・南春日町だけ乗り入れるようになりましたが、当時の市バスに乗っての楽しさや魅力は感じられず、この大原野をバスに乗って楽しむには63号系統でなければならないと思います。

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