昭和11年12月26日に実施された「市バスの系統新設」をご紹介します。

【新設される系統】

    七条通西部への市バス路線拡大の為、京都駅と西大路七条を結ぶ8号系統が新設されました。5月の改正で廃止された旧8号系統が一部七条通を運行していたことから8号系統になったのでしょうか?



    東西通りにおける市バス路線強化の為、御池通を中心に運行する14号系統が新設されました。当時の御池通は今のように広い道路ではなく、特に堀川通と西洞院通間は非常に狭かった為、押小路通に迂回したかたちで運行されていました。



    丸太町通は既に市電が東西に運行していましたが、東西通りにおける市バス路線強化のため15号系統が新設されました。なぜ中途半端に丸太町御前通が起点だったかは不明です。



【停留所の新設】

   七条西洞院  七条堀川  
   七条壬生通  七条千本(中央市場前)  
   七条七本松  七条御前通  
   西大路七条   ・・・ 8号系統
   西大路蛸薬師  西大路三条  
   壬生大竹町  三条御前通  
   三条中新道  智恵光院御池  
   大宮御池(神泉苑前)  堀川御池  
   堀川押小路  西洞院押小路  
   西洞院御池  高倉御池  
   富小路御池  寺町御池  
   三条京阪前   ・・・ 14号系統
   丸太町御前通  丸太町七本松  
   丸太町智恵光院  丸太町大宮  
   堀川丸太町  府庁前  
   堺町御門前(裁判所前)  寺町丸太町  
   丸太町新道   ・・・ 15号系統

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