昭和34年9月1日に実施された「市バスの系統改正」をご紹介します。

【新設される系統】



賀茂川沿線住民の市バス利便性向上の為、上賀茂神社前と三条京阪前を結ぶ37号系統が新設されました。出雲路橋〜河原町今出川間は寺町通を運行するという、今では考えられない経路を設定されました。寺町通から出雲路橋へ向かう交差点での右折は車掌さんが誘導して行われていたそうです。





醍醐・小栗栖地域の市バス利便性向上の為、39号系統の勧修寺以南を小栗栖まで延長した49号系統が新設されました。小栗栖での方向転回は交差点で行われていたのでしょうか?



【経路を変更される系統】

    智恵光院通を中心に運行する25号系統の経路が大幅に変更されました。新設時から起終点だった三条京阪南口を京都駅前(三哲)に、寺町智恵光院以北を大宮通経由で金閣寺前まで延長されました。寺ノ内智恵光院、大宮寺ノ内での右左折は道路幅が狭いので大変だったと思います。



【廃止される系統】

 
系統 経 路
  金閣寺前−市電金閣寺前−西ノ京円町−千本丸太町−二条駅前−河原町三条−三条京阪南口  

【停留所の新設】

   大宮芦山寺   大宮鞍馬口    ・・・ 25号系統
   板倉町   内河原町   松ノ下町  
   出雲路橋   上御霊神社前   鶴山町  
   寺町上立売      ・・・ 37号系統
   勧修寺御所ノ内町   北谷町   北小栗栖  
   南小栗栖   小栗栖    ・・・ 49号系統

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