昭和60年4月1日に実施された岩倉操車場移転に伴う「市バスの系統改正」を
ご紹介します。

【新設される系統】

    北陵高校への通学輸送強化の為、5号系統を妙満寺まで延長した特5号系統が新設されました。復路の一部は岩倉操車場前止まりの特5号入庫系統が運行されていました。



【経路を変更される系統】

      岩倉操車場移転に伴い、
西へ約300m経路延長されました。



    北山通の松ヶ崎周辺部分が完成したのに伴い、北園町〜松ヶ崎海尻町間の往復運行を往路工芸繊維大学前経由、復路野々神町経由の一方循環運行に変更されました。松ヶ崎海尻町停留所は旧道から南の新道に移動されました。



     操車の関係から四条烏丸市バスセンター発着をみぶ発着に変更されました。同時に、高原町発の最終便のみみぶへ行かず、梅津車庫前まで延長運行されました。



    洛西ニュータウン内の市バス利便性向上の為、新林公団住宅前〜洛西バスターミナル間を東新林町経由から西境谷町三丁目(新設)経由に変更されました。



    岩倉操車場移転に伴い、西へ約300m経路延長されました。同時に、北山通の松ヶ崎周辺部分の完成に伴い、修学院道〜河原町今出川間を銀閣寺道経由から北山通・野々神町経由に変更されました。



    地下鉄烏丸線開業時に京都駅前〜京都駅八条口間が延長されましたが、利用客が少なかったことから同区間を廃止し、京都駅前止に戻されました。担当営業所は改正後も醍醐営業所でした。



    岩倉操車場移転に伴い、西へ約300m路線延長されました。また、宝ヶ池公園へのアクセス強化の為、宝ヶ池公園北口経由の一方循環運行に変更されました。



    起終点を北大路バスターミナルから四条烏丸市バスセンターに変更されたことで、京都市内中心部を走る、ブロック系統としては珍しい系統となりました。担当営業所は引き続き今は亡き高野営業所でした。



【廃止される系統】

 
系統 経 路
  久我操車場前−国道東土川−中久世−上久世町−川島六ノ坪町−桂駅東口  

【停留所の新設】

   岩倉操車場前  ・・・  5号系統、特5号系統、31号系統、
     35号系統、65号系統、北5号系統
   妙満寺  ・・・  特5号系統
   松ヶ崎海道町  ・・・  14号系統、35号系統
   西境谷町三丁目  ・・・  33号系統
   松ヶ崎橋  ・・・  35号系統
   松ヶ崎大黒天  ・・・  35号系統
   福西竹の里  ・・・  西2号系統、特西2号系統、西3号系統

【停留所の名称変更】

   岩倉操車場前  => 岩倉南四ノ坪町
   右京区役所前  => 右京区総合庁舎前
   下鳥羽小学校前  => 下鳥羽城ノ越町
   嵯峨校前  => 嵯峨小学校前
   上京区役所前  => 上京区総合庁舎前

【操車場の移転】

   岩倉操車場(西へ約300m移転)

【市バス運賃の改定】

   調整路線 ※経路変更等に伴う改定

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