屋久島一人旅日記3月10日

屋久島一人旅日記3月10日






3月10日
深夜2時起床。民宿から借りたタオル・桶・懐中電灯・石鹸を持って平内海中温泉に行く。
あたりは暗く月も出ていない。
湯の方はこれがなかなかいいあんばいだ。熱すぎずぬるすぎず適度である。
初めは一人でのんびりだったが、20分ほどすると男性一人と女性二人の三人組が入ってきた。
彼らとは一度縄文杉に登ったときにあっている。
その男性は2年ほど前に横浜からこちらへ来たらしく、色々話を聞かせてもらった。
中でも興味深かったのが、縄文杉のある山では男が一人で山に登ると着物を着た「山姫」が出るというものだった。出来ることなら一度あってみたかった。
また彼は柔道をやっていたということで話が弾む(僕も経験者)。
しかしなんといっても「ジブリが好き」ということに感動!!
熱狂的ではないらしいが「紅の豚」と「ラピュタ」が好きらしい。また「On Your Mark」も感動して2回見に行ったらしい。
何日かぶりに人と長く会話したので楽しかった。
帰る頃には4:00をまわっていたので1時間30分ほど入っていた。
また屋久島に来ることがあればもう一度行きたい。
宿に帰り2時間ほど寝る。
朝食を食べ屋久島フルーツガーデンへ出発。中にはいるとご主人の「こんにちは!」という声が響きわたる。その主人に案内されていろいろな植物を見て回る。
そこで生クレソンを食べた。レストランにでてくるものとは全く違った。
10分ほどで見て回り、5,6種類のフルーツを食べた。
そこを出たあと大川の滝へ向かう。
この大川の滝が素晴らしい!!80mを超える高さからおちる水、それを取り囲む山々、そしてどこまでも澄み渡る大空が一体となってとても心地よい眺めだ。
ここですかさず「アシタカせっき」を聞く。これがまたベストマッチ!!
1時間30分ほど眺めたあと、大川の滝をあとにする。
島内を一周しようと西部林道の方へ車を走らせる。
この西部林道がくせ者。
おそらく眺めを良くするためにしているのだろうが、ガードレールも鉄柱にロープを張ったもので、一歩間違えば断崖絶壁へダイブしてしまう。高所恐怖症の僕には怖くて仕方がない。そのかわり眺めは抜群によい。
おまけに道が狭い。
ここにも猿は出てくるがここの猿はあまり人になれていないらしく近づくと逃げるものが多い。
その後2時間ほどで一周する。
時間が余ったのでまたまた平内海中温泉へと向かう。
昼間は地元の人で一杯だ。その中の一人のおじさんと昔の話や武勇伝、さらには政治の話をする。
またこの温泉のルールを教わる。
多少何を言ってるのか聞き取れない事もあったがなかなか面白かった。
今回も2時間ほど温泉にいた。
宿に帰って夕食。タイのお頭のものすんごいでかいのが出てきた。ここの料理は本当にうまい!






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