この平内海中温泉には屋久島に行った際は絶対に行って欲しいスポットの一つです。 海がすぐ側にあり、囲いも脱衣所もシャワーも何もない100%露天風呂です。 僕は夜と昼と1回ずつ行ったのですが、いずれも曇っていて夜は星が見えず、昼は青空が見えずちょっと残念でした。 この温泉は1日2回の干潮時にしか現れないので事前に宿の方などに確認しておいた方がいいです。
「写真は自分でも撮ったのですが夜に撮ってよくわからないので雑誌から選びました。」
昼間は地元の人で一杯です。地元の人と仲良くなり、屋久島について色々聞きたいときは昼間に行くといいでしょう。 恥ずかしいと言ってもまわり全員がタオル一枚ですからいちいち恥ずかしがっている方が恥ずかしいかも知れません。 僕が昼間に行ったときは2時間で入れ替わり立ち替わり15人くらいの人が入ってきました。地元のおじさんに昔の屋久島やおじさんの武勇伝を聞きました。 また、昼間に行くとこの温泉のルールなどを学ぶことが出来ます。 まず、靴は通路の途中で脱がなくてはなりません。それは通路に書いてあります。次に服を脱ぐのは岩影で行います。ちなみにタオルのみがOKで水着などは一切禁止です。風呂にはいる前に写真のみどりの桶のあるところからお湯が出ていますので、そこで桶を使って身体を流します。この時注意するのはお湯が出ているところから1,2m離れなければならないと言うことです。桶がないときは宿で借りましょう。それさえも忘れてしまったときは桶を持っている人に桶をお借りしましょう。 昼間に行くと観光客の団体などが見物しに来ることもあります。どうしても人に見られるのがイヤだという方は夜入浴しに行きましょう。夜ならほとんどまわりが見えないのでシャイな人にもOKです。 ちなみに湯加減は写真で言うと手前、右側、左側、右奥と4つ見えると思いますが右側が一番湯加減がいいです。左側は少しぬるめ、右奥はちょっと熱いです。手前の湯船は僕が行ったときには湯がありませんでした。 きっと人前でタオル一枚になることに抵抗を感じる人はいるとは思いますが、旅の恥は何とやらということで思い切って入浴してください。
|