季節の装い


日本には四季というすばらしい変化があります。そのため、日本文化にはそれぞれの季節を楽しむ為の工夫や過ごし易くする為の知恵などがたくさん生まれました。
四つの季節が、咲き誇る花や木やその色などが、日本人の細やかなセンスを培ったと言われています。 季節に応じた装いをご紹介いたします。


寒い季節になると、もこもこ暖かな紬を着たくなりますね。繭の風合いをそのまま織ったような柔らかでフワフワな紬。
 さて、どんな帯を合わせましょうか?なんて考えるのも楽しいものです。

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2009.1.29

お初釜での大変ゴージャスな振袖姿の写真の掲載を許可頂けました。それぞれにとても良く似合っています。
毎年お初釜でお二人の素敵な振袖姿を見るのはとても楽しみだし、ラッキーです。

振袖の長い袖は、自身と周りを清めるとか、幸せを振りまくという意味があるのだそうです。本当に見るだけで幸せです。

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2008.2.6

絞り浴衣 暑い、いや熱い夏ですね。夏と言えば浴衣です。近頃は浴衣も結構な人気で、何かと浴衣姿の方を見かけます。大変嬉しいことです。

数点の浴衣を持つ方は、今度は絞りの浴衣をお求めになることをお薦めします。ドレスのようでとてもとても素敵です。
 こんなゴージャスな浴衣を着る時は、夏専用の透けた正絹の半巾帯を締めましょう。文庫に結ぶと妖精の羽のように美しい涼やかな装いになります

たくさんの絞り浴衣を飾りました。

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2007.8.11

訪問着 すっかり春になったと思って油断していたのに空気が冷たいですね。

お茶会の多い季節です。秋でも春でも使えるさり気ない訪問着、渋い金彩が薄く光っています。こういう金彩の模様はほの暗い小さなお茶室で特に素敵に見えます。
金彩が光を集め、穏やかな光を放つのです。

電気のない時代にはこんな風に着物も女性もたおやかに美しく映ったのでしょうか。

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2007.3.13

訪問着 あっと言う間に涼しくなってしまいました、正に光陰矢のごとし。

先日まではカキ氷を恋しがっていたのに、涼しくなったとたんに虫の声や秋の草花の可憐さに惹きつけられます。

重過ぎない色で、秋の入り口に入ったばかりの今の季節にぴったりな訪問着です。

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夏紬 なんとなく蒸し暑く、新緑がきらきらと輝く季節がやってまいりました。透けた帯が涼しさを演出します。

 夏の物には特別な魅力があります。羽衣のようにふんわりとしたイメージの蛍の帯です。涼しそうですね〜。(帯は未仕立てです。仕立てると少しイメージが異なります。)

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紬ピンクと緑 気温も暖かく、花もちらほら咲き始め、ウキウキする春がやってまいりました。春らしいピンクと緑の紬です。
 緑の方は初夏のような爽やかさがありますので、帯しだいで幅広い季節を楽しめます。

 紬は普段着です、自分らしい着こなしをうんと楽しみましょう。

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桜の紬 きもの人の憧れの一つ、桜モチーフの紬です。少ない色使いと柄なので、シンプルだけど大胆な感じがします。帯しだいで大変身。半巾帯や名古屋帯、あわせ方を考えるだけで楽しくなってきます。

 お出かけする場所に自分がいる所をイメージしてみましょう。そうするとどの帯を使ったら素敵か分かります。

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高田京染呉服店

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