パキスタン−カラチ

「'05 No War 美術家の集い横浜展」に参加しました

2005年11月8日、神奈川県民ホールギャラリーで大規模なグループ展が開催されました。ここに私の参加作品をご紹介します。2001年夏、ヨーロッパ方面に向かう行きと帰りにパキスタンの大都市カラチを訪れる機会がありました。カルチャーショックを受け、多くの疑問と不思議。忘れていた記憶と感覚がよみがえり、心地よい満足感も覚え、この町と人々が好きになった。帰国した翌日が11月9日のN.Y同時テロ。その日から、普段ニュースに登場しないアフガニスタンとパキスタンの映像が映し出され始めた。あの町は今どんな状況か、気懸かりな日が続いた。それから4年後の現在、戦争の舞台はイラクに移り、パキスタンの出番は終わったかの様に見える。
「平和」を見ることは退屈な事なのかもしれない、だけど、掲載した写真の一番左上の三人のガードマンがいる場所、そこは一般市民が憩う浜辺に建つマクドナルドだ。ただし、利用客は少しはお金に余裕のある階層。そうして恐らくこの背景にある建物は今は無いだろう。何故なら「暴徒」に襲われたと報じていたから、 だけどその「映像」は見たことが無い。 ところで、映像って何だろう?
                              

Karachi Gallery Part 1

パキスタン−カラチ−警備員
パキスタン−カラチ−バス乗り場
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Gallery Part2