筆景山
撮影にまつわるエトセトラ

ここ何年か定番になっちゃってますが、1年最後の作品は、翌年の年賀状に使われる写真として 撮影したカットだったりします。(笑) この時期はいつもイルミネーション撮影が忙しいですから、 年賀状用の写真は冬休みに入ってからとか、冬休み直前の休みあたりを使わざるを得ず、
すると、それ以降は年末年始のドタバタで作品撮りどころじゃ無くなっているという感じでして・・・(^_^;

今回は、2000年以来4年振りとなる筆景山を撮影ポイントとしてチョイスしてみました。 理由ですが、気象条件によっては水面から沸き立つ霧と、その霧を切り裂いて進むフェリーの 組み合わせを狙ってみたかったのが1つ、4年前はE-10本体のみしか所有していなかった事で、 遠くに見える因島大橋を引き寄せて撮ることが出来なかったので、これを今の機材でもって 撮影してみたかったという2点があります。

しかし、例年なら高校時代の友人メンバーで忘年会をやった後、西条に住む友人宅で一泊した後、 そこを拠点にして撮影に出かけていたのですが、今回は自宅から直接三原までの遠征です。 日中や夜間なら私にとって行動範囲内ですが、私の最も苦手とする夜明け前〜早朝という時間帯に これだけの距離を移動するというのは結構骨が折れます。なので、今回の旅のお供には、退職以来 家でごろごろしている父君を巻き添えにしてしまいました。(爆)

これが一人だったら、面倒臭さに負けて、結局出かけずじまいって事にもなりかねませんが、 お供が居れば、少しは勢いがつきますから(笑)、ものぐさな5taroでも撮影に行けるという寸法 でして、おかげで見事作戦成功でしたが・・・交通費を抑えるつもりで一般道だけ使って出かけた ところ、広島市内の脱出に思わぬ時間がかかってしまい、結局日の出直前に到着・落ち着いて セッティングする間もなく撮影となってしまいました。(>_<)

本当なら、Nデジ・α-7デジ共それぞれ三脚に固定して撮影するはずだったのですが、 時間不足から結局Nデジのみ三脚固定・α-7デジは手持ち撮影となってしまいました。(^_^; なので、早朝の暗い時間帯に超望遠で撮影という悪条件ではきちんと撮影出来るかどうか? 心配だったのですが、Nデジと比較して深い披写会深度・高感度・手ブレ補正の3連コンボ 炸裂で、見事シャープな絵を出してくれました。(^-^)
(注・Nデジ対比での話です。)

また、色味もコニカの技術が入っているおかげで、非常にまとまりが良く、この点Nデジでは 太刀打ち出来そうもありません。(^_^; が、ヒストグラムや色飛び判定で画像を解析すると、 実はダイナミックレンジはNデジの方が上だったことも判明・使いようによってはまだまだ Nデジは脅威となる存在であることも立証してみせたのでした・・・






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