撮影にまつわるエトセトラ
続いて桜撮影ポイントその2・要害桜ですが、、、先程のカットのコメントにもある通り、こちらは既に
散り終わってて、桜そのものはどーしょーもありませんでした。(^_^; しかし、周辺にはスイセンやミツバツツジなど
いろいろな花が咲いていて、結構撮影のネタには困らずに済みました。で、これもその中の1つで、菊桃の花です。
実は私、この時まで菊桃の花ってものの存在自体を全然知りませんで、なかなか良い感じなので、思わず撮りまくって
しまいました。前景の花とバックの緑という組み合わせは、先頃撮った梅の花と似た様な感じですが、その時は、
天気も曇りでコントラストが出ないし、緑の再現に問題があるNデジだし、何よりそもそも緑自体がまだまだ生い茂ると
いう程じゃないので、ホントにぱっとしなかった訳で、それを無理矢理カラーバランス調整なんかでごまかしてる
感があるのですが(苦笑)、今回は時期的に新緑のシーズンに入りかけてて、カメラもこの手の色再現に一日の長がある
α-7デジだし、光量も十分なのでコントラストも出るしで、なかなか良い感じに仕上がってると思います。
しかし、α-7デジだと、コンパクトデジほどじゃありませんが、メイン機のNデジと比較すると、どうしてもダイナミックレンジが
狭いですから、しべの部分が暗くなりすぎない様に配慮しつつ、ハイライト部が飽和しない様にと落としどころを探るのは
結構大変です。日頃ならNデジで殆ど露出の微調整なんて考えずに撮っておいて、後から現像時の露出補正で手直し・・・という
横着に馴染んでしまってる身には、ブラケットで撮ってみてはハイライト警告とにらめっこしてふたたび露出を変えて
撮り直す・・・というのは面倒以外の何者でもありません。でも、その努力の甲斐あって、どーにかこうにか、しべの部分の
存在感をある程度持たせた状態で全体の輝度も確保出来たと思ってます。