撮影にまつわるエトセトラ
GWの桜追っかけツアーのラストは桜の巨木に比較的近い木次線・三井野原駅付近です。ここは私的に
定番の出張ドライブコース(笑)なので、運良くレールバスでも走ってくれれば、それを撮影して、後は
出雲坂根駅の延命水でも飲みに行くか・・・って感じでしたが、ありがたい事に冗談抜きでレールバスが
走ってまして、なおさんにアクセル全開でもって追い越してもらい、三井野原駅の前で撮影したものです。
広島と島根の県境になるこの区間は、鉄道写真の撮影では結構メジャーなポイントだと思うのですが、
ここで撮る絵は大体秋の紅葉シーズンのものばかりで、あまり春の写真というものを見た事がありません。
ただ、毎回出張で通る時の感覚として、紅葉もさることながら、萌葱色に染まる新緑も春らしくて結構
好みだった事もあって、狙ってみる価値はあるだろうなぁ〜と思ってましたが、いざ撮影ポイントに
立ってみたら、まさか山桜があるとは思ってませんでした。しかも、新緑の芽吹きというおまけ付きです。
定番撮影ポイントなのに、千載一遇のチャンスを捉える事で定番で無い写真が撮れたというのは、むっちゃ
ラッキーでございました。(^-^)
頑張ってくれたなおさんに感謝です。
ただ、この時・ここへ来る前に立ち寄ってた帝釈峡の洞窟内で、ストロボ使用に合わせてホワイトバランスを
6500KBにセットしたまま忘れていて、しかも被写体が鉄道という事もあってシャッターチャンス優先のため、
連写が利く様にと思ってJPEGにしたのは不覚でした。せっかくの新緑の緑も桜の色も変に転んでしまって
最初はびみょーと思ったのですが、PhotoShopでカラーバランスを補正したら、本来の色彩を取り戻す事が
出来ました。(^_^;
(ちょっと卑怯・・・)
撮影に際しては、一区切りついたところで設定を常用している状態に戻すというのが、5taro的撮影のセオリー
なのですが、あわただしく動いていると、うっかり忘れる事もあっていけません。もちっと修行が必要そうです。(^_^;