灰ヶ峰
撮影にまつわるエトセトラ

続いて灰ヶ峰から捉えた夜景・今度は方角的みてちょうど180度反対・焼山〜熊野方面を狙ったものです。 普通はあまり撮影対象にならないと思うのですが・・・

主な狙いはタイトル通り?月を絡めた風景でございます。この日は満月だって事は事前に調査済みだったので、 元々は満月に輝く海と夜景の組み合わせを狙っていたはずなんですが、思った以上に山側から月が昇ってしまい 当初の目論見は外してしまいました。

しかし、月の出直後の地平すれすれの大きな月は、空気の層でいい感じの色味になっていて、月だけ撮っても 面白そう・・・と改めてアップの月を撮ったりしておりました。が、これもしばらくすると月が雲に覆われてしまい、 せっかくの月のアップもダメか・・・と思っていたら、日没前からあったフォトジェニックな雲が月明かりで 浮き上がってきて、長時間露光で撮ると非常にいい感じです。普通なら、あまりぱっとしない風景にレンズを 向ける事はしない筈なんですが、上の雲と組み合わせた風景になる様、構図を決めて捉えたという次第です。
予想して無かった展開ですが、いい雰囲気の写真に仕上がりました。(^-^)

話は戻りますが、当初の目論見通りの写真が撮れなかったという事に関しては、その気になれば海上保安庁とかの webサイトで月の出する方位は分かる訳ですから、意図した写真が撮れるかどうかは事前のリサーチで予想出来る はずなんですけど、ついつい面倒でそこまで考えずに現場に来てしまうあたりが横着者というか何というか・・・(^_^;
何にせよ、事前調査は必要です。

けど、事前調査して狙った通りの構図にならないと分かってしまうと、撮影に行ってない可能性だってありますし、 そう思うと、行き当たりばったりも悪くないのかなと思ってみたり・・・一番理想なのは、きちんとリサーチはリサーチ して、それで狙った展開にならないと分かった場合でも、チャンスを求めて撮影にチャレンジするという執念が 持てる様になれれば大物だなと思う次第です。






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