艮神社
撮影にまつわるエトセトラ

広島から比較的近い観光名所であり、かつ何度か撮影などでも足を運んでいるはずなのに、全然 まともに歩いたことが無いという尾道の町並みを散策してみました。

尾道は、過去に住吉祭の花火大会撮影だったり、しまなみ海道撮影ツアーの起点だったり、男たちの大和・ ロケセット撮影だったりで来るには来るのですが、何故か市街地で撮影しているのは千光寺のみでして、 意外な程撮影していなかった事に、今更ながらびっくりしてしまいます。(笑)まぁ、たいていの場合、ピンポイントで 撮影ポイントを限定しているか、ラーメン屋に入っているか、千光寺山山頂の駐車場に車を停めてしまうか?の 三択なんで、ついつい町歩きする機会が無かったんですよね・・・(^_^;
それに、中途半端に近所?に住んでいると、例え大林監督の尾道三部作が名作だろうがなんだろうが、ついつい タダの寂れた瀬戸内の町じゃんっ!と思ってしまうというのもあります。(爆)

で、今回は街中をキャンドルでライトアップするイベントがあるという事で、それなら日中から尾道の街を 散策してみようか・・・という話になりまして、あまり歩きが好きでないなおさんを半ば強引に駆り立てつつ(爆) 撮影に出かけたのでありました。

最初の撮影ポイントになったのが艮神社・件の"時をかける少女"や"ふたり"でもロケが行われた 場所でして、ご存じの方も多いかと思いますが・・・映画を観てる時にはあまり意識していません でしたが、実際に現場に立ってみると、背後に山・大社造りの社殿とか大きな楠なんかもあったりして それだけで非常にいい雰囲気です。加えて、ネコが昼寝してたり、子供達が遊んでいたりと、なんか 時間の流れが違うというか、タイムスリップでもしたような錯覚をしてしまいそうな感じでした。 なるほど大林作品の舞台にもなる筈です。

とは言っても、こういった空気感の様なものは、言葉にして表現するのが難しいので、どーやって 映像で表現しようか?と悩んだ結果が、モノクロ撮影でして、スナップ用としてこの時の主力機と してチョイスしていたGRデジが威力を発揮してくれました。(^-^) 神社の境内・巨樹の下でスケッチする セーラー服の少女・・・萌えますねぇ〜・・・じゃなくて、絵になりますねぇ〜(^-^)







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