撮影にまつわるエトセトラ
尾道ライトアップ撮影ツアーのラストは浄土寺の多宝塔です。なんか、手作りキャンドルによる
ライトアップがメインのイベントなのに、全然キャンドルのオブジェとか撮影してません。(^_^;
って、まぁ撮影はしているのですが、これが絵になるように撮ろうと思うとなかなか・・・変に固定概念とかに
束縛されているからなのか?或いは単純にセンスが無いだけなのかも知れませんが、とにかく撮りはしたものの
どうもしっくりくるものがありませんで、結局毎度の建築写真的なものに落ち着いてしまってます。(^_^;
まぁ、浄土寺のライトアップなんて滅多に観られるもんじゃありませんから、これはこれで充分絵になると
思うのですが・・・と、強引に自分を納得させてみたり・・・(苦笑)
この浄土寺・かって昼間にも来たことがあって、さすがは国宝というか、朱色が非常に綺麗でして
結構撮影しているのですが、夜の姿というのもなかなかいいもので、昼間と異なる光源位置のおかげで、
軒下部分や柱など、陰影が出てくれて構造物の美しさが引き立っている様に思います。
あと、撮影機材ですが、この時は当然夜景撮影なんで、α-7デジな訳ですが、このズームレンズ・歪曲収差が少ないおかげで、こういった
アオリ気味のワイド端という条件・直線の多い建築物をしかも画面の端に配置しても歪みが気になりません。
かつて、Nデジ導入後も夜景はE-10を使ってましたが、E-10最大の泣き所は広角での歪曲収差で、こういった
撮影だと歪みが露骨に出てしまったと思われます。この性能は建物をよく撮影する5taroとしてはありがたい限りです。