雲月山
撮影にまつわるエトセトラ

今年も紅葉のシーズンという事で、定例の中国山地ドライブに出かけました。今回狙うは 三段峡の紅葉ともうひとつ、雲月山のススキです。

三段峡については、過去ここのコンテンツでもいくつか採り上げているので、今回は雲月山を UPしてみました。(って、行った時間帯が悪くて谷間に光が差し込んでくれず、気に入った写真を 撮れなかっただけですが・・・(苦笑))実は、この日は満月でして、日中の撮影もさることながら、満月と ススキの組み合わせでお月見しようというのがメインの狙いでして・・・ここまで書くとおわかりかと 思いますが、今回の写真は、明け方っぽい雰囲気ですが、実は満月の月明かりを利用して長時間露光で撮った カットです。

雲月山は過去1回ほど撮影に出かけたことはあったのですが、その時は見事に曇り空で、記録写真以外 撮ってないので、いつかリベンジを・・・と思ってはいたものの、ついつい三段峡方面の紅葉につられて しまって、気がついたら6年ぐらい足を運んでいませんでした。なので結構気合い入ってます。

さて、雲月山ですが、前回訪れたときはいつ雨が降るか分からないようなドン雲り・しかも、 夕日狙いで夕方に訪れたので、あまりうろうろしておらず、周囲の状況とか全然把握していなかったのですが、 今回は天気も良く、結構長い時間歩き回って見ることができたので、かなり状況を把握する事が出来ました。 思っていたより視界も広いし、牛を放牧していたり、起伏に富んだ地形で撮影は結構面白そうな場所でした。 気をつけないといけないのは、赤土で比較的滑りやすい事と、放牧地の境界に高圧電流を流した柵が張ってある ので、接触してしまうとえらい事になりそうです。(>_<) もっとも、柵がある場所は崖っぷちみたいなところ なんかだったりしますから、感電するより落下で致命傷になりそうな感じでしたが・・・(滝汗っ!)

それから、撮影ですが、この日は月明かりだけではなく、夕焼けで光り輝くススキの穂も狙うつもりだったのですが、 山の中ならではの現象というか、夕焼けするより前に山間に日が落ちてしまったので、月明かりの撮影しか 出来ませんでした。しかし、月明かりを遮る木がないおかげで、満月なら、明かりがなくてもなんの問題もなく 山の中を歩ける程で、長時間露光ではありますが、充分ロングショットの写真を撮ることが出来ました。 山間の霞なんかもばっちりです。(^-^) 装備面では、まず時期的に夜間はかなり冷え込みますので、防寒対策を 気をつけたのと、いくら明るいとは言っても、ピント合わせはファインダーでは厳しいですから、距離指標の ついたレンズでないと撮影効率が悪いと思います。

実際、同行したなおさんのEOS Kissデジではファインダーが小さく、セットのズームレンズでは距離指標が無いので MFでもピントを合わせることが出来ず、撮影結果をプレビューしては補正するという面倒な事をする羽目になって しまいました。(ToT)






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