撮影にまつわるエトセトラ
なおさんとのデートの帰りに乗ったフェリーの船上から捉えた護衛艦です。web掲載で縮小しているので艦番号が
読めませんが、106なので第4護衛隊群のさみだれだと思います。
広島湾は呉港と接していますから、護衛艦を見ること自体は別段珍しくも何ともないのですが、私は市内在住です
から、船に乗る機会はそれほど多くありません。なので、沖合を航行する護衛艦を見る機会は滅多ありませんで、
ちょっと嬉しいものがありました。で、大慌てで車内にあったNデジに70-300mmズームを取り付け捉えた中の1枚です。
やっぱり艦は航行してなんぼのもんです♪(^-^)しかも、この日は雨上がりで雲高が500m以下と低いところにいくつか
浮いていて、いかにも戦場に赴く悲壮感みたいな(笑)、いい雰囲気を醸し出しています。思わず撮りまくってしまいました。
しかし、こういう時特有の問題で・・・1つは構図の制約、フェリーは沖合に出ているので約12ノット・護衛艦の方も
多分艦首波を測って計算すれば根拠のあるスピードが出せるとは思いますが、いずれにせよ10ノット程度しか出てない
ので、そんなに早いわけでも何でもないのですが、そうは言っても相対速度では結構な速度です。自身の乗ってるフェリーと
さみだれとの位置関係はが変化することで、背景・距離がどんどん変化していくのでとにかく焦りまくり・レンズは
望遠ズームで300mmまでいけるとはいっても、洋上にあっては標準レンズ程度にしかなりません。400mmの望遠もあれば・・・と
いうのが1つ、もうひとつは背景で、最初にさみだれを目撃したとき、背後にあったのは廿日市の市街地で、
極楽寺山などに雲がかかっているというのが、それだけでも絵になる感じだったのですが、それらをぶちこわしてくれるのが、
悪名高き、厳島神社から鳥居方面を見たときにでかでかと写る、白い怪しい建物(名前は知ってるのですが敢えて出しません。)
でして、あれがさみだれのバックにでかでかと写る様は生理的に受け付けないので(爆)、撮るには撮りましたが掲載には
至っておりません。誰かあれ何とかして下さい。(号泣)
で、結局さみだれが宮島をバックにしたタイミングで撮ったカットが採用になっております。