書寫山圓教寺
撮影にまつわるエトセトラ

続いて、圓教寺にて撮影した1枚・ここはラスト・サムライでもおなじみの場所ですよね?
個人的にも最もお気に入りの場所・大講堂と食堂(じきどう)でございます。

それにつけても、まったくもってお恥ずかしい話ですが、ラスト・サムライを観るまでは、こんな 巨刹が近所(と言ってしまうあたりが出張慣れで距離感覚が麻痺している証拠なんですが)にあるとは 思っておらず・・・てか、セットか?と思ってしまってました。(爆)が、一緒に観てた父君の教えにて 姫路に実在する寺だって事を知った次第でして・・・ 奈良とか京都周辺ならいざ知らず、こんな地方に これほどの寺があるとは夢にも思ってませんでした。

神社に関しては(巫女さんフリークなのもあってか?(爆))、それなりにリサーチしているのですが、 寺に関しては、どうも地味ってイメージが強くて、さほど関心が無かったというのが本音かも知れません。(^_^; しかし、考えてみるに、大がかりな木造建築で現存するのは、神社よりも寺の方が多い気がするんですよね・・・

勝手な想像で言えば、仏教伝来といっしょに建築技術なんかも渡ってきた関係で神社よりも最新の建築技術が 盛り込まれたと見るべきか?五重塔なんかが仏舎利塔である事を考えると、元々中国とかインドとかの 大がかりな建造物を模倣するという形で、大型建造物へのニーズが高かったのか?あるいは、仏像という 偶像崇拝で、大がかりな仏像を作れば必然的に建物も大きくなると言う理由があるのに対して、自然崇拝の 延長である神道では、ご神体は山の様な自然物だったり、逆に神器の様に小さなものだったりするから、 大きな建物を作るニーズが少なかったのか??? 何でなんでしょう???

という与太話は置いといて、この撮影の時、既に時間が押していて、ちょうどここに到着した時に拝観終了時刻と なってしまいました。せっかく滅多に来ない場所にやって来たのに、中を見る事が出来なかったのが悔やまれます。






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