「駒」2003年度版 Ver2003.0〜過去の方々〜
略語について。
GK
: ゴールキーパー
DF
: ディフェンダー/
CB
: センターバック/
SB
: サイドバック/
Lib
: リベロ
MF
: ミッドフィルダー/
DH
: ディフエンシブハーフ/
OH
: オフェンシブハーフ
FW
: フォワード/
CF
: センターフォワード
解雇. 鏑木 豪
出場ナシ⇒水戸ホーリーホックへ移籍
まぁ、ナニも書きようがないですね。国士舘大−横浜マ−磐田−横浜マ−FC東京−神戸−福岡、と言う経歴を経るもTop出場ナシなら当然、大変身がなければ行く先々で「解雇」が彼の「晩秋の恒例行事」になるわな。っていうかそんな選手を昨年、なぜ取得したのか、補強(補弱?)担当に疑問です。そりゃ、「打倒;大神」は無理だったにせよ2ndGKにすらなれなかったのなら当然でしょう。今年、7つ目の移籍先、水戸で新たな道が見つかることを願います。 でも、なんで毎年、すぐに移籍先が見つかるのはなんか理由があるのかな?
解雇. 河口 真一
2試合出場
鳴り物入りで2000年度入団も結局、昨期も出番は少なく2試合。Avispaでは数少ない長身系CBであったがその利点を生かせずについに戦力外。 試合出場は少ないが怪我は多かった。確かに彼のいいプレーは試合を増すごとに減っていってるからチームの育成にも責任はあろうが、プロなのだからもっと向上する責任はあっただろう。これでは戦力外も妥当な結果か。 ただ、年齢的にも他での活躍の機会はあるだろうから、そこで新たな路を自らの力で切り開いていただきたい。
解雇. 藤崎 義孝
(昨期主将) 11試合出場⇒Avispa福岡JYコーチ就任
1年前、『コイツにキャプテンは適任とは思えないのですが…。 だって、キャプテンがピッチにイナイってオチがっ!』と書いたのだが1/4はかろうじて出場した。 昨年は開幕から出場するもカード累積で離脱後、使われなくなっちまった。 足の遅さからSBの適正はないように思えるのだが今井元監督にはCBでの起用は考えになかったようだ。(ピッコリも・・・。) あながちSBのポジションでCBの動きをしていた。 中村前監督時代では数試合CBとして使われたが、CBの働きを完全に忘れてしまったようで、今度はCBのポジションでSBの働きをする始末。 「今井被害者の会」という感は否めないが、結果を出せなければ首を切られる、それがプロの世界だから仕方あるまい。 ただ、彼はAvispaでそれなりにはガンバった選手だし、人当たりがよかっただけにJYコーチとしての第2のサッカー人生を用意された。 いろいろと無念さはあるだろうから今後はよいJY世代育成で無念さを晴らして欲しい。
解雇. 小島 光顕
(昨期副将) 31試合出場⇒戦力外
ピッコリ時代のAvispaDF陣での最重要選手で、彼がDFラインを統率。 特に2000年度のAvispaの獲得オフサイド数はJリーグダントツで1位で彼の功績は大。 しかし、今井元監督になるや否やミスが増える。 理論なきDFシステムではあったがベテランがこれでは若手への示しがつかない。 中村前監督時代ではSBにコンバート。 藤崎とは違いSBをうまくこなす。 コレを観ると広島V時代リベロで鳴らしたのは理解できる。 それを観ると彼も「今井被害者の会」会員か? しかし、若返り化の流れから首を切られる。 ま、昨期の働きならやむなしだろう。 ただ実績のある選手だっただけに今後の道はあるだろう。
解雇. 内藤 就行
27試合出場⇒戦力外
ズタボロのAvispaSB陣の救世主。2001年度後期にFC東京から移籍加入。 Avispa史上、最高のSBであった。 彼のサイドアタックからの絶妙なクロスに、絶妙な守備に、地味ながら職人肌の仕事を実感させられた。 しかしケガが長引き、ケガ復帰後もかつての輝きは薄れる。 ベテランで通年の計算が立たなかった点や若返りの方針から戦力外も納得できる。戦力外後もトライアウトを受け、現役続行にこだわりを持ち続ける。 彼のサポーターへの接し方もプロそのもので人間的にも素晴らしいプレーヤーであったので、時間がたてば行き先は決まるだろう。 できることならAvispaコーチ陣に入閣してザルフロントを育成して欲しいが入閣なら鹿嶋行きだろうか??? ん、中京大卒ってことはキングシノの先輩か・・・。
解雇. 飯島 寿久
34試合出場⇒名古屋育成コーチ就任
2001シーズンは川崎で43試合、2002シーズンは福岡で34試合と、J2在籍2年間で77試合も出場。 ある意味タフガイであった。 本人も「これだけ出場してなんで解雇?」と思っているだろう。 確かに出場数からチームには必要とされてるのは明白であったし、働き的にも問題はみられなかった。 しかし、言い方を変えれば「可もなく、不可もない」であったため伸び代がないベテランなので解雇されたのだろう。 もう1年働かせてもいい、と感じたのだがこれまた若返りの方針もあったのだろうから解雇も妥当か。 また、雁ノ巣での彼の独特なファッションが観られなくなるのは「ちょっと残念」といってる者もチラホラ・・・。
解雇. 新田 大介
1試合出場⇒静岡FCへ移籍
超高校級ボランチ、という触れ込みで入団。 その片鱗を見せることなく退団。 開幕後、5試合連続スタベンだから期待されてシーズンインしたのだろう。 しかしそののち影が薄れていく。 そんなんだから若手でも伸び代がないと判断されたのか解雇。 そりゃ、チーム人件費削減が至上課題ですからある意味妥当な解雇でしょう。 ただ若いだけに「若手育成下手」なAvispaから他に移籍すれば化けるかもしれない。 彼に路が決まることを願ってやまない。
解雇. 野田 知
(昨期副主将) 16試合出場
Jオープニングゲームのピッチから294試合出場(J2位)もAvispaで2度目の解雇通告。 今回は確実に再契約はないだろう。 彼の左足から繰り出されるミドルパスの精度の高さは目を見張るものがある。 Avispaサポーターにボランチという仕事の重要さを認識させたのも彼。 しかし昨年は開幕1週間前にケガ。 これに泣いてほぼ3ヶ月棒に振った。 そのあとも精彩を欠いていつしか出番を失う。 中村追試すら受けられず・・・。 で、妥当な解雇通知。 しかし、選手幹部がみんないなくなるチームとは一体??? この先どう進路をとるのだろうか? ま、彼についてこれほど書くことがないとは思わなかった。
解雇. 盧 廷潤
33試合出場⇒釜山アイコンス移籍
ま、彼にはいろんな1年でしたね。 今年のAvispaのチーム戦術には明らかにフィットしていないことも明白・・・。 ボールをキープ出来るためキープしすぎて攻撃に時間がかかり前線はマークガチガチになって攻めてを失うし、彼自身にもプレスがかかり結局は後方展開になってしまう・・・。 そのため、彼自身の攻撃力はいいのだがチーム的にはツボに嵌らない限りは攻撃力の低下に・・・。 そして、一部サポーターとのゴタゴタを引き起こしいろんな面で話題の中心になってしまった。。。 (この件についてはいろいろな意見があるかと思うのでここでは割愛! っていうか、不毛な論争や一方的な感情論だけの論争はしたくないしなぁ。) ま、でも今期は彼の代わりとなる若手が育っているから彼の穴はそんなに心配は要らないか? しかし、長年Jでの活躍、お疲れ様でした。
解雇. ダビッ ナザレロ カルロス ビスコンティ
15試合出場 (17節、契約解除)
ま、彼は明らかに「今井被害者の会」筆頭だっただろう。 FWの人材不足から、むりやりOMFからFWにコンバート。 不慣れなポジションながらも、どうにか4得点あげる。 彼の才能を発揮することなく福岡を去り、鳥栖で24試合10得点。 「この差は一体・・・。」と思うが、今期のブラジルシフトから考えれば「早かれ、遅かれ」だろうか? Avispaでは数少ない有用なタメを作れる選手であった。
解雇. 牛鼻 健
16試合出場⇒JFL YKK移籍
結局、「1年遅れての自由の身」、というか彼も怪我に泣かされた感は否めない。 昨春に待望のJ初ゴールを決めるもそれっきり。 あのゴールは今でも我々スタッフの目に焼きついている。 J2だと彼のスピードに対応出来ない相手DFをよくみかけたが、飛び出しやスピードはJ2ではトップクラスだろうがドリブルやトラップがショボすぎるのはいただけない。 ケガや病気の多さ+伸び代の少なさからの解雇といったトコか。 それに大塚や光平の台頭もあるしな。 ヒサと再びプレーする夢は途切れた。 ただ、まだ他で活躍できるのではなかろうか? それにしても13という背番号は呪われてる・・・。
解雇. 服部 浩紀
20試合出場⇒サガン鳥栖へ移籍
怖面プレーとは逆に雁ノ巣でのサポーター対話は温和な彼。 やっぱりラファーでなければ得点にも結びつけないのか・・・。1年前の『駒』のバージョンでの危惧していたラファーを抑えると得点も抑えられるとは・・・。 ベテランにもかかわらず、サテで一生懸命プレーを腐らずにしていた姿は印象的だった。 また、長男誕生直後に解雇通告とは惨い話だが、やはりこれもプロの世界。 結果が全てだがら結果が出なければ解雇も当然だろう。 鳥栖でもうヒト暴れしてほしいが、ウチとの闘いの時は御勘弁いただきたい。
解雇. 呂比須 ワグナー
19試合出場⇒引退
昨年もケガで出遅れ、23節湘南戦で1ゴールを決め復帰。 それからもスーパーサブ的起用で結果を出すも6得点どまり。 しかしチームはロペにはスーパーサブとしての働きは求めていない。 やはり90分闘えるエースストライカーとしての働きだろう。 しかし加齢からか体力の衰えで90分の闘いは望めなくなり、また元々ケガ耐性の問題のある選手だけに、ある意味、本人にも納得の解雇だろう。 思えば、日本でのゴール数も18年間で204ゴールを上げてきた。 日本のサッカー界を築き上げた彼の引退に心から感謝したい。 そしてAvispaに幹部として舞い戻ってくる日を今から楽しみ待ちたい。
満了. ゾルタン サボ
17試合出場(昨期16節、水原三星からレンタル加入)
昨年、ズタボロのCB補強で水原からやってきたユーゴ人選手。 たしかにそれなりにはいいCBであったが、時に見せる緩慢プレーはいただけない。 もっといただけないのは無駄なカード。 黄紙7&赤紙2は17試合では多すぎである。 プレーの中でやむ負えないカードは仕方ないが・・・。 結局、いろんな意味で計算が出来ないので三星に返品。 当然であろう。 それに今年はセルジオだし差は歴然か・・・。
満了. 三原 廣樹
14試合出場⇒名古屋⇒コンサドーレ札幌
名古屋人事でレンタル加入。
満了. 河村 優
8試合出場⇒コンサドーレ札幌へ復帰
正直、「8試合も出てたっけ?」というのが正直な印象である。 彼もまたケガに泣かされたようだが、やはりこれもプロの世界。結果が全てだがら結果が出なければ解雇も当然だろう。 しかし、今井元監督の意向での獲得のようだからこの解雇も妥当だろう。 それ以前に札幌はチーム状態がウチ以上にヤバいのでそりゃ「返品希望」だろうからしたかないか。
放出. 藤原 務
出場ナシ⇒JFLジヤトコへ移籍
彼も昨期の出場ナシ。 しかしスタベンはあるのがカブとは違う点。 我々が彼の試合中の動きを見るのは雁ノ巣のみ。その雁ノ巣でのTMの動きからはポジショニングやグランダーに問題があるように思えて仕方がない。要するに「競ることのない状況のハイボール」のみしか特徴が見つからない・・・。 だからか、スタベン止まりなのか???雁ノ巣で見た時、自分のポジショニングの悪さを棚に上げてDFらを怒鳴っていた。GKというポジションでキレキャラは困る。 プレーでキレるんならいいが・・・。 今年が彼にとって真価の年だろう。だが、彼の場合、移籍リストにも載らず、Avispaとの契約もなく・・・。一体、どういう扱いなんだろうか? マジで心配だ。 ひょっとして大の目途次第なのか?