戦艦「敷島」

明治３３年１月２６日、イギリス・テームズ社で竣工。排水量１４，５８０トン、全長１３３．５メートル、幅２３メートル、出力１４，７００馬力、速力１８ノット、航続力１０ノットで７０００浬、主砲３００ミリ連装砲塔２基、副砲１５０ミリ単装砲１４基、水中魚雷発射管４門、乗員８３６名。
第一艦隊第一戦隊に所属し、黄海海戦、日本海海戦など日露戦争の主要な海戦に参加した。

終戦直後、旗艦「三笠」が爆沈したため凱旋観艦式では旗艦を勤めた。
第一次世界大戦にも水上偵察機を搭載してウラジオストック周辺の警備に出動した。
大正１２年、特務艦となり係留練習艦として使用された。昭和２０年１１月除籍解体。