ROCK IN JAPAN FES 2004

日付:2004年08月06日
於:ひたち海浜公園
出場:GO!GO!7188、ウルフルズ、森山直太朗、氣志團、二丁拳銃、ダイノジ、他

初めてのフェスである。
9時前着で計画を立て、6時バス停集合。
朝5時おき…、前日は11時に寝る。
翌朝、見事に寝過ごす。
起きたら6時半。目覚ましかけたのに〜、止めた記憶なんか無いのに〜!

友達に猛烈な勢いで謝りつつ集合場所へ。
バスで駅へ、そこから電車で勝田駅へ。
駅で帰りの切符を友達に買ってもらっている隙に、朝飯を買って、食べながら会場へ。
まだ早い時間だったからか、混んだり渋滞に巻き込まれたりする事も無く、9時半に会場着。

まずはゲートから左へ行って、フェスのオフィシャル缶バッチゲッツ。
友達3人と割り勘で荷物をクロークという所に預ける。
身軽になった所でグラスステージへ移動。
フラッとアーティストグッズ売り場を見て回った後、
10時過ぎだったであろうか、フロントエリアの後ろの方に座って始まるのを待つ。
…が、開始時間が近づくに従って、やはり待ちきれずに立ち上がって徐々に前に移動。

最初に、主催者らしき人が開会宣言を行う。熱いぜ、主催者!
ウルフルズが登場すると、人が前に流れていく。
その流れに乗って、ギュウギュウではないが、かなり盛り上がってるという良い位置に移動。
ウルフルズのベストを借りて予習してた曲を結構やってくれる。
周りのノリに合わせてガンガン手拍子する。
あんだけの人が同じもの見てるってすげぇ。
トータスが一回下がった後、皆のトータスコールで引き戻されたりとか、小ネタもきかせてくれた。
大きな歓声でウルフルズは下がっていった。

終わった途端、民族大移動(←大げさ)が起こる。
前方から大勢の人が後ろに下がり、そして、大勢の人が前へと移動する。
俺も友達と共に、ズズズッと前に移動。
右側の前から3列目という、自分でも戸惑うほど前をゲット。
ステージの上ではセットチェンジが行われている。
アンプなんかは台車に乗せて運んでくる。
大きいステージなのに、いつもより速いくらいのスピードでセットチェンジは終わる。
暇だったのか、ハラグロックス眼鏡さんがベース、金髪さんがドラムで楽器チェックからセッションをしている。

そして、11時20分、予定通りの時刻に、音楽が絞られ、SE無しでGO!GO!が登場!
3人でイントロ曲を演奏する。
とのさまDVDでアンコールの時にやっている曲に似ていたような気がする。
まずは、「浮舟」「サンダーガール」「C7」と会場を盛り上げまくる。
思わぬ所で起こるオイオイコールや曲に合わせて手拍子したり…。
やっぱりGO!GO!を知らない人が多い会場の雰囲気が伝わってくる。
でも、皆、目の前にいるアーティストを自分なりに楽しんでいる。
これがフェスの空気なんだろう。主催者も言っていた。フェスのテーマは「自由」なのだ。

「C7」が終わった所で一休み。チューニングしたりする。
ターキーはチューニングしないのでMCを入れる。

ターキー「…いいねぇ。」

ウォーと歓声があがる。

ターキー「最高です。最後まで楽しんでってね。」

その後は、3人とも一言もしゃべらない。
不思議な空気が流れ始めた所で…、
突然、ユウが歌いだす。

♪い〜きてゆ〜く…♪

会場から大きな歓声があがる。一瞬、ユウの声が聞こえなくなる程の。
そして、会場中が聞き入り、上がっていた腕が次々と下ろされていく。
なんかね、ユウの声が、CDより良い。
ラストの、ユウが高い音でア〜と言ってる時のアッコのラララ〜のコーラスがCDとは違っていた。
CDでは音が下がっていくけど、どんどん音が高くなっていく。最高に良かった。
曲が終わると、拍手が沸き起こった。

アッコ「次は、8月に発売する新曲です。」

そして始まった「青い亀裂」。
オフィシャルの限定視聴でかなり聞き込んだので大分耳に馴染んでいる。
そして、そのまま次の曲へ。
ロックインジャパンフェスのサイトで後日確認した所によると、「赤い月に吠える夜」という曲だそうだ。
これ、7/27に「青い亀裂」の後にやった新曲とおそらく同じ曲である。
「青い亀裂」のカップリングかと思ったけど、違ったんだね。
アルバムに入るだろうか。歌のうまい友達にカラオケで歌ってもらいたい感じの曲である。

確か、この辺でMCが入る。

アッコ「皆、(始まったばかりだけど)もう楽しそうだねぇ〜。」

ちょっとした間があく。

客「アッコ〜!かわいい〜!」
アッコ「…わかってる!」

後ろの方の人には何がなんだか分からない(笑)

アッコ「暑いねぇ〜。」
アッコ「暑いと、鼻の下に汗をかくわけですよ。」
アッコ「で、ほら、お年頃の女の子なわけじゃないですか、だから、ね〜。」

こんなに大きなステージでも、いつも通りゆる〜い感じだ。

MCが終わると、あとは「赤いソファー」「とかげ3号」「文具」と盛り上がる曲が続く。
ワンマンなんかと違って、思ったよりはギュウギュウにはならなかった。
しかし、逆に少し空いた空間のせいで男の人のひじが当たったりして痛かったりして。
そんないつもと違う雰囲気もフェスならでは。
ただし、「文具」でダイブしてる人がいたのにはまいった。
せめて靴は脱いでダイブして下さい。目に埃が入って痛かったし、友達は頭けられてたし。
それから、後ろからダイブしてきた人がジャストで背中に乗ったものだから、つい中学時代のくせで背負い投げしちゃいました。(^^;
その人、地面に叩きつけられた上に盛り上がった人達に踏みつけられて散々な目にあってたなぁ〜、今思うとかわいそうだったかも…。

そんなこんなでボロボロに盛り上がった後、GO!GO!は去っていった。
すると、また、民族大移動。
俺は疲れきって、ドリンク売り場に並んでポカリを1リットル入手してがぶ飲み。
お昼を過ぎていたので、フードエリアで昼飯を買う。
皆、考える事は同じなのか、かなりの大行列が…。
…と、ここで後ろから森山直太朗の「さくら」がうっすらと聞こえてくる!
友達と「さくら」だけは生で見ながら聞きたい!って話してて、
最後にやるだろうと踏んで、先に飯を買って、食べながら見る予定だったのに!
急いで買った後向かったが、「さくら」は終わってしまった。
テントエリアの更に後ろの日よけエリアで座って見る。
(…が、全然見えなかったので、食べながら聞き入る。)
食べ終わったので、フロントエリアの中へ。
いやぁ、森山直太朗、うまいわ。
声量もあるし、CDと違う旋律をバンバン使ってくるし、MCもなんかぬけてて面白いし。
かなりフェス客を魅了した後、深々とおじぎをして森山直太朗は下がって行きました。

ここで友達と別れてDJブースへ。
目的は15時からのターキー。自分のマニア具合にちょっとひく。
地図を見ながらDJブースに近づいたのは14時半頃。
中からアジカンの曲が聞こえてくる!
アジカンも結構好きなので中をのぞくと、皆踊り狂ってるし、前の方ではタックルが起こってるし…!
DJがどんな物かすら分からなかったけど、とりあえずその中に飲まれてみて、なんとなく雰囲気を知る。
ちょうど前のDJの後半の盛り上がりだったらしく、タックルしまくって汗だらだら。
ここで、シャボン玉をブワ〜ッとまいて、ターキーにDJ交代。
サングラスにキャップを被って、ターキー登場。
ターキー、前の人に機器の説明聞いてます。
他の人といるのを見てちょっとびっくりしたのは、ターキーって思ったより背が低いかも…、って事。
ユウとアッコが実際の身長より5cm位大きく感じるんで、それより大きいターキーは実身長より10cm位高く感じてたのかも。
俺は序盤は前方のフェンスにつかまって聞いてたが、中盤でちょっと後ろに移動。
序盤は色々な曲をとりまぜ、ターキー自身もノリノリ。「歌舞伎町の女王」とかやってました。

ターキー「これから、俺の青春時代の曲を2曲かけます。」

と言って、1曲目。ターキー、曲を口ずさみながらノリノリ。
ドラムを叩く真似したりしながら。きっとバンドでコピった曲なんだろうね。
が、しばらく流した所で曲を止めてしまう。

ターキー「…いいねぇ。じゃ、次行きます。」

と言って、もう1曲。
これも、ターキーノリノリ。マジで楽しそう。
が、またもや途中で止めてしまう。

ターキー「…いいねぇ、いいねぇ。やっぱ青春時代の曲っていいですよね。」

その後、何曲か流した後で、おもむろに、

ターキー「パラッパラパーラー、パラッパラパーラー。」

とつぶやく様に言うと、「あぁ青春」を流す!
客が一気にヒートアップ!おぉ、皆GO!GO!ファンだったのか(^^;
でも、皆ライブとは違うノリで、曲に合わせて踊って踊って踊りまくる。
いやぁ、すげぇ楽しかった。

ターキー「それでは、王道の曲を、オードゥーの曲を流します。」

と言って、ノリの良い曲をガンガン流す。
前の方ではタックルの嵐。
でも、かなり空間が空いてるから、逃げたい人は非難する事ができる。
皆、楽しそうにタックルしてるし、タックルを見ている。

ターキー「じゃあ、最後にもう1曲、俺の青春時代の曲を流しても良いかい?」

と言って始まったのは、「赤いタンバリン」。
なぜ俺が曲名を知ってたかというと、偶然サークルの先輩が演奏してた曲だったんだよね。
踊り狂った所で、また、シャボン玉をブワ〜ッとまいて、次の人に交代。
踊りまくって疲れたので、俺もDJブースの外に出て、休憩&水分補給。

この辺でちょうど氣志團が始まる時間になったので、見に行く。
いやぁ、盛り上がったねぇ〜、もうちょっと前で見たかった!
動き回るから、しょっちゅう見失ったために、うまく踊れなかったから…。

氣志團が終わってどうしよっかなぁ〜、と思ってたら、
なぜか右側からユウとアッコのしゃべり声が。
ユウの声は特徴的だと前々から思ってたが、何気にアッコの声も特徴的であることを自覚。
なぜだ!なんだ!キョロキョロ見回して、怪しい人ごみの向こうを覗くと…、ラジオやっとるやん!
いやぁ、面白かったねぇ〜、

司会「ライブやると汗かいたりして、お風呂入ったりするの?」
ターキー「でもユウちゃんはお風呂嫌いだから入らないよ。」
司会「え、汗かくでしょ?」
ターキー「ユウちゃんは汗かかないの。」
ユウ「…汚れません。」
アッコ「ユウちゃんは汗も垢もウンチも出しません。」
ユウ「アイドルですから。」
アッコ「ウンチはイチゴマシュマロです。」

という話のあたりから聞いていたんですが、どうもライブの感想をインタビューしてたみたいです。
でも、脱線しまくり、しかも、面白すぎ!
ライブの話は緊張しつつゆる〜い感じとか言って、また司会者を混乱させてました。
俺が見始めてからほんの10分で終わってしまい…、凄い残念!
最後にはこの日やった「こいのうた」を流してました。
これを始めからチェックして見なかった事がこのフェス唯一の後悔。

その後は、ライブラリーをぐるっと一回りして、
ライブラリーの前に過去のフェス出演者のサインがあったから、GO!GO!のサインを観察して、
ふらっとDJブースに行ったら、二丁拳銃とダイノジのコントがあるという事で、見る。
フェスにお笑いとは…、なんか、皆変にテンション高いから、すげぇ面白い。
二丁拳銃のボケの人酔っ払ってるし。
そうそう、二丁拳銃の突っ込みの人がGO!GO!武道館Tシャツ着てたんだけど、GO!GO!好きなのかな?

さて、これにて俺のフェスは終了。
スネオヘアーとハイロウズをそれぞれ見に行っていた友達と合流し、帰途につく。
良くありそうな締めの感想だが、疲れたけど楽しかった!

後日談としては、日焼け止め全く塗ってなかったので、
半そで焼けと半ズボン焼けとリストバンド焼けと眼鏡焼けと前髪焼けをした。
数日後の現在、額の皮がむけてきている。
そして、翌日の激しい筋肉痛。死にそうになった。
ま、その筋肉痛がなくなると、もはやフェスは終わってしまうんで、やっぱりちょっと哀しい。

〜GO!GO!7188セットリスト〜

浮舟
サンダーガール
C7

こいのうた

青い亀裂
赤い月に吠える夜

赤いソファー
とかげ3号
文具

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