2006/2/25〜26

「福島県只見町・雪中キャンプ 2」

 

そして再びこの地に帰ってきた・・・。

 

雪中キャンプin只見
思い起こせば2年前。
意気揚々とこの地に立った男二人。
宴も楽しく話しもはずむ。
しかし、
トラブルによりテント泊できなかった男達は
再びこの地でとリベンジを誓ったのであった。

 

そして、今。

新たに仲間を得て復習の宴が始まる。

 

 

昨年は地震の影響などもあり断念した雪中キャンプ。
今年は必ずやると決めていた。
前回の教訓を生かしアレコレ対策を考える。
考えてるだけでも楽しいものだ。

今回の参加者は計4名。
もちろん、まれさん。
そして、まれさんの親友、もるさん。
更に御存知、金山さん。

 

夜勤明け。
帰宅後、荷物の確認を済ませ朝食をとる。
少し休もうかと思ったが、寝過ごすと大変なので予定変更。
すぐに出発して道中で仮眠でもとろうと考える。

晴天だがまだ雪深い魚沼から逃げ出す様に高速道路を走る。
30分程走り長岡市を過ぎたころにはもう雪は無い。
いつもと違う風景に気分はすでに旅気分。

走り続け気が付けばすでに磐越道の上。
会津に入ったころにはいつもの雪景色。
おかしいな。
全然眠くならない。
予定より1時間半程早いのでまれさんに連絡。
合流を現地にして先行する事に。

 

冬の只見はいい。
緑色の只見川、
白と黒の山々、
そして、晴天の青。
この彩は中々見れるものではない。
思わずなじみの場所に寄り道してしまう。

すっかりなじみの場所となった湯倉温泉。
ここへ来るのも楽しみのひとつである。
貸切状態。
窓全開で涼風の中、熱めの湯を楽しむ。
あまったお湯はそのまま川へ。
なんとも贅沢である。

 

十分暖まったところで目的地を目指す。
ここまで来ればもう少しだ。

 

到着
寄り道している間にまれさん達に追い越された様で
これで全員無事合流。

そして、我々の目前には2m超の雪壁が。

よし!掘るぞ!!

 

雪壁をよじ登り荷物を運ぶ。
まずはテントの設営。

それぞれテントの設置場所をスコップで掘り下げ踏み固める。
意外と重労働。
オイラのテントってこんなに広かったっけ??

テント村完成。
そして、乾杯!!

ここまでできれば後はいつも通り。
雪の上でもやることは一緒。

 

手早く道具を並べたら、

 

調理開始。
宴会の始まりだ。

 

会話と共に酒もすすむ。
それぞれの料理で腹もふくれたころには辺りは真っ暗。
天上には綺麗な星空が。

 

寒い。

 

時間が経つと共に寒さが増してくる。

テント村脇の東屋へと移動を開始。
周りを雪壁に覆われた東屋は予想通り極上の宴会場だ。
焚き火を始めるとドンドン気温が上がってきた。
さぁ、二次会の始まりだ。

 

この日の為に用意した薪をドンドン火にくべるオイラ。

まれさんともるさんはドンドン空き缶を製造中。

気が付けば金山さんはひたすら穴掘り。
何故掘るの?と言う問いに
「なんとなく・・・雪があるから。」
さすが、ワイルドである。

 

それぞれが楽しい時間を過ごし宴会終了。
それぞれのテントへ。

 

 

翌早朝。
寒さで目が覚める。

寒いとはいっても予想していたほどではない。
皆、揃って起床。

焚き火を再開し、軽く朝食を食べながら過ごす。

東屋を覗く。
焚き火の熱で凄く溶けてはいたが、
積雪が多いので問題無し。

 

予想以上に熱がこもり、
とても雪の中とは思えない位の夜を過ごせた。
焚き火のありがたさが身にしみた。

 

荷物用ソリを本来の使い方で楽しむ金山さん。
早朝、凍ったような雪の上を歩くだけでも楽しい。

 

名残惜しいが撤収開始。
雨も降ってきた。

やはり車だと荷物が多いな・・・。
撤収が疲れる。

 

さぁ、出発だ。
次の目的は勿論、温泉だ。
冷えた体を温めなくてはいけない。

30分程走り、昨日一人で楽しんだ湯倉温泉へ。

近所のおじさんが掃除をしたらしく綺麗になっている。
熱めのお湯が肌にピリピリ感じる。

 

ん〜〜。

気持ちいい。

 

この楽しみがあるからこそ雪中キャンプは止められない。

 

 

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