デチのテント、オガワのアーデインＤＸ。
苦労しながらも設営完了。
２００６／５／２７〜２８
「木賊キャンプ・ツーリング」
〜木賊の愉快な仲間たち〜
ゴールデンウィークに家族でキャンプを楽しんだ俺。
しかし、帰宅後思うとやはりバイクで行けなかったことが悔やまれる。
早くツーリングに行きたいもんだ。
で、さっそく行って来ました。
目指すは南会津の木賊温泉シルクバレーキャンプ場。
国道２５２号線の冬季閉鎖期間も終えれば会津ももうお散歩コースである。
今回のお供は祭仲間のデチ君。
以前より俺がキャンプ・ツーリングの話を聞かせ続けたおかげで
キャンプを本格的にやってみたくなったそうな。
で、一緒に買いにいったテントが使いたい彼。
当日、朝。
集合時間１時間半前に出発。
小学校の運動会を１時間程堪能。
長女の姿を確認して出発。
デチと合流。
缶コーヒー片手に会話をした後に出発。
目的地が近いだけにノンビリしたものである。
１時間程走った後に休憩。
これからの相談をする。
まだお昼頃なのに目的地まではあと十数分の距離だからだ。
結局、さっさと飲もうと決定。
買出しを始めた。
キャンプ場、到着。
まだ肌寒い南会津。
だがテントがイッパイだ。
入れる場所はあるかな〜っとキョロキョロしていると
管理人さんが
「ここ、入って〜。」
おぉ、去年と同じサイトだぁ。
料金を支払いに行くと大勢の人がいる。
「今日は蕎麦に天ぷら、たくさんあるから一緒にやろう。」
と、御誘いをうける。
にぎやかで祭のようだ。
挨拶もそこそこにテントを設営。
デチのテント、オガワのアーデインＤＸ。
苦労しながらも設営完了。
若葉の緑が目にまぶしいくらいだ。
一仕事終了。
次は当然、乾杯。
ビールを片手に会話をしていると犬を抱いた常連さんが
「一緒にやりましょうよ。二人じゃさみしいでしょ。」
二度、三度と誘われて断るのはかえって失礼と言うもの。
ここは遠慮無くお邪魔します。
御犬様
招かれて焚き火小屋に入れていただく。
どうやら皆、常連さんらしい。
この週末は小屋の屋根張りに集まったらしい。
突然声をかけられる。
「ＳＵＤＡさんでしたっけ？」
「？・・・はて？・・・！！」
「ｔｏｍｏさんでしたよね。」
なんと、去年の能登で一晩ご一緒したｔｏｍｏさんです。
1年ぶりの再会にお互い驚く。
「今日来たのは運がいいよ。」
と管理人さん。
「蕎麦に天ぷら、他にもあるから好きにやって。」
すでにお酒片手に上機嫌である。
美味い天ぷらがここから量産される。
近くで採れた山菜。
まさに新鮮そのもの。
大鍋を焚き火にかけるｔｏｍｏさん。
「それっ、扇げ！！」
「おおぉぉぉぉっ」
余裕をもってカメラ目線も送れる蕎麦打ち名人さん。
しかも、仕事はプロ級。
見事だ。
新茶で焚いた「茶飯」。
初めて食したがなかなかの美味。
蕎麦投入。
「そりゃ。」
「今だっ！！。」
そして、完成。
「うめぇ〜。うめぇーっすよ、これ。」
感動しまくりのデチ。
管理人さん、上機嫌。
時間が経つにつれ人数も増える。
蕎麦や天ぷらの他にもイロイロと御馳走になった。
当然、酒もすすんで皆、盛り上がる。
登山のグループは肩を組んで歌を歌っている。
こっちはこっちで話が変な方向に・・・。
のして、突けば、ピュルルルル・・・。
リングを着けた土星人・・・。
ひざ下はマズイ・・・。
あぁ、笑いすぎてアゴが痛い。
日付も変わり、人数もだいぶ減ってきた。
温泉行こうか。
一緒に連れてってもらい、夜中の湯を楽しむ。
デチは川にダイブしている。
はしゃぎ過ぎだな。
夜も遅いし。
じゃ、おやすみ・・・・。
翌朝
天気予報どおりの雨。
あぁ、動きたくない。
小屋の方からはもう話し声が聞こえる。
朝食くらいはと、テントの前室で調理を始める。
せっかく買ってきた食材が手付かずなのだ。
デチも起きてきた。
軽い食事とコーヒーをとった後、
ボケーっとする二人。
止まない雨。
帰りたくない。
翌日も休みの俺はわがままを言ってみたりする。
一人でも帰れるからと小雨を狙って撤収に入るデチ。
まだ、動けない俺。
あぁ、ダメ人間が出来上がりつつある。
雨もなんとかあがり、デチの撤収が終わった頃、
やっと動き始める。
しょうがない。
かわいい後輩を一人にするわけにはいかない。
皆に挨拶をして出発。
雨も大丈夫そうだ。
だが３０分程で土砂降りの雨。
仕方なく雨具を取り出す。
再出発。
すると５分と走らないうちにもう路面が乾いている。
あぁ、よくある話だ。
峠に差し掛かる頃にはまた雨模様。
この位の雨ならまだまだ平気だ。
そして、帰宅。
荷物を片付け、そのままガレージで調理道具をひろげる。
デチもやって来た。
殆んど使わなかった食材をここで消費。
少し遅い昼食を兼ねて二日間を振り返る。
本格的なキャンプ・ツーリング初体験のデチ。
益々ハマリそうだとの事。
ニヤリ。
これで、仲間が増えそうだ。