2000年7月27日(木)
沼津 サットウ・バラムツ釣行
お世話になった船:明栄丸
今回、「Ando」がソルトデビュー。また、釣り初挑戦の「Kazikawa」を含め合計7人となったので、多比港の明栄丸を仕立てることとなった。船は大型船でキレイだし、海も穏やかで快適な釣りとなりそうだ。 ポイントへは10分程度で到着し、まず船長から指示ダナや釣り方のアドバイスがあったあと一斉投入。夏場はサットウが多く釣れるということなので、100mから60m位まで浅めを狙ってみる。早速何人かヒットし、サイズは大きくはないがサットウにバラムツが少し混じって数匹がキャッチされた。明栄丸では魚の取り込みをネットを使って行っているので、ギャフを使ったり魚の扱いが乱暴な船がある中、魚に対するダメージを最小限に抑えることができると非常に好感を持った。また、ネットへ魚を誘導する良い勉強ともなった。 この日絶好調だったのは「Isao」だった。なぜか彼だけ入れ食い状態。彼が言うには、フォールのアタリをしっかりとることと、ルアーは止めているよりも動かした方が良いということだ。 そして、今日のハイライトは、最後の1投に起こった。一番最後に投入した彼のルアーにゴツンとあたり、SS76PE-8がぐいぐい絞り込まれる。走り方、首の振り方が今までよりもはるかに強烈ですぐデカイとわかったが、元々体力がないうえに、これまでのファイトでもうヘロヘロ状態になっているのでかなりヤバい状態だ。ギリギリの限界状態で必死に格闘する。 しばらくして浮いてきた魚は、巨大サットウだった。船長もこれはデカイと興奮していたようだった。長さは1m50cmはあっただろうか。重さを量ってみるが、20kgのバネ計りが振り切ってしまって計量できず、船長が30kgあるよと言っていたので公式記録30kgとした。 このバラムツ、サットウ釣りは、ルアーを使うとは言っても、たいていの場合サバなどの切り身をフックにかけて釣るので、実質エサ釣りである。今回の私達も同様にエサを使ったわけだが、掛けるまでのプロセスは抜きにして純粋に掛けてからのやり取りを楽しむ釣りと解釈すれば、数は釣れるし、その一匹のサイズがデカイから引きが強く本当に楽しい。時には30kgや50kgなんていう大物も釣れるし、港からわずかなところでこれだけの大物とのファイトが経験できる場所は、他にはないのではないだろうか。エサ釣りと言ってあなどるべからず。 |
お世話になりました