2002年1月19日(土)
トップウォーター・バス・フィッシング
「Ando」の、ある冬の一日
1月19日(土)釣行記 年明け最初の釣行として、私達は自分達のルアーフィッシングの原点でもあるブラックバスのトップウォーターフィッシングを選んだ。H・ISAO&Oの一人である「Isao」は、ブラックバスへの愛と情熱がそのままソルトウォーターフィッツシングへ向かい、本日欠席。(「今後バス釣りはしない。」と言っていたという様な噂まで流れている。)しかし、選んだはいいが、1週間前までの暖かさが嘘のように、カレンダー通りの気温で、開始した午前5時頃には湖面に緊張感が漂っていた。「Tamura」は、「こんな寒い日に釣りに来る様なやつは居ないから投げ放題。」的な事を言っていたが、しばらくすると元気なへら師(推定45〜65歳)がずらりと並び、ダム湖の一部は釣り堀の様だった。お年なのに元気というか、やはり、釣り好きというのはどうかしている・・・。 そんなこんなで、皆、久々のグラスロッドとABUやBM1(「Tamura」のBM1は本当に久々だ・・・)といったトップウォーターフィッシングの定番的タックルでのキャスティングを開始する。私の5000は相変わらずPENのレベルマチックの様な異常音を鳴らし、その音とは裏腹に快調だ。ん?「Ozone」の手元がおかしい。ビンテージフジグリップに事もあろうにチームダイワのリールが!!「Ozone」は、「何となく」なんて事を言っていたが、この数時間後にそっといつもの5600CAに替えていた。 冬は防寒が最も重要! 午前6時30分頃になると待望の日が射し、それぞれ信頼のあるマンボーやオリジナルフィー、ラージマウス等といったルアーをいつものお馴染みさんの頭上めがけて集中投下する。私はというと、ここ一番はやはり「ラッキー13」と行きたい。13日の金曜日に大爆釣したとの伝説ダーターである。私は2年前の冬も、川バスもボーズに成りそうな時にはいつも助けていただいている。逆に、ボーズに成りそうな時にこれを使わないと、確実にボーズで、しかし、使ったからと行って必ずボーズじゃないかと言うと、ボーズに成る時にはボーズに成るという、私にとって誠に有り難いのか有り難くないのか不明なルアーである。ダーター嫌いなトップウォータープラッガーも多いと聞きますが、是非、愛情を持って使っていただきたいと切に願います。ちなみに、私はラッキー13を堅いグラスロッド(フェンウィックランカースティック1260(4パワー))で煽り、樵の様なジェームズへドンの予定外の音をたてて、湖底のブラックバスの目を覚まさせるイメージでよく使います。はじめは誰も釣れると思わなかった様だ。しかし、私は普通のロッドしか持ってきていなかった。今日のラッキー13はこのまま吠える事はなかった。そして午後5時頃まで湖に漂うも、全員このまま火を噴かず、バイトすらも無かった。 あっ、そういえば前日に「Ozone」は、先日購入した、スポーツザウルス社10周年記念ルアー詰め合わせを試し投げする予定であったはずだが持ってきていない。訪ねると、「忘れた・・・」なんて事を言っているが、箱から出したくない気持ち一杯って感じである。以前は、使わないルアーは買わない、作らない、必要ない。ルアーは使ってなんぼという様な誠の漢で、「Isao」とは対照的なルアー美学を持っており、コレクターという言葉を嫌っていたのに、事もあろうに、「コレクターがいないとルアーが残らないと高名なトップウォータープラッガーが言っていた。」などと言う始末である。結婚して変わったな・・・。ちなみに、私は金色のフックと主に金額が気に入らず購入していません。箱は安っぽいらしい。(数名からの談)私はそうは思っていませんよ、スポーツザウルスさん。 予定だとウルルン滞在記風に、「H・ISAO&Oが○○湖でブラックバスと出会った」。となるはずであったのだが、「H・ISAO&Oが○○湖で元気な老人釣りクラブのメンバーと出会った。」となってしまった。 PS 釣行3日後にさる高名なトップウォータープラッガーも愛用している、田辺スーパー5600プロ(名前合ってる?)をバスとは別の目的で購入しました。オールドスクールスタイルに金色というミスマッチ感に脱帽し、春頃にバスでも使用してしまいそうです。チャンピオングリップとの相性や中空ルアーの投げ心地、そのハイスピードの便利さ(そりゃ、どんなんでも5000よりゃ楽だろうとは思うが。)等の使用感を報告できるかも。以上、最初のタックル紹介の頃から比べ格段にゴージャスになった「Ando」でした。 ヒットルアー 残念ながらナシ。3人ともノーバイト。 |
おまけ by 「Ozone」 2月2日(土)にも行っちゃいました。 今日はどうかと、やや緊張しながら投げ始めるが反応ナシ。 あきらめずに投げ続けるが反応ナシ。 山根のあやしい歌などを歌いながら投げるが反応ナシ。 ダムの奥へ行くと、岩盤の上の方から何かがしきりに落ちてきている。よく見ると、木の枝や草についた氷が、日の光で暖められ溶けて落ちていたのだ。さらに奥へ行くと、水面に氷が張っているではないか。氷の上なら、ホッツィートッツィ−でもものすごいスケーティングをするし、360度ターンどころか3回転半くらい楽勝だ。でもやっぱり、氷を破って出てくるようなバスは、いるわきゃないか。 結局、一日がんばったがノーバイトに終わった。 トップはつらいよ・・・ 氷の上なら、すごいアクション! |