2002年2月27日(水) 大潮
外房 クロマグロ釣行
お世話になった船:松鶴丸


 「来た!」と、言う「Isao」の叫び声で後ろを振り返ると、船べりの穴に挿して立てかけてあったSS90GT-8がバタバタし、PENNのドラグの快音とともにラインが出されている。「最後の1流し。餌、新しいのにして。」の船長の言葉に「どうせ釣れねえや。」と思いながら餌も換えずに反対側でルアーを投げていたために殺気がなかったのが良かったのか。
 あわてて、キャスティングしていたロッドを置き、一目散にかけよりロッドをつかみ、リールのドラグを少し閉める。まだ止まらない。80m位走ったところでスプールに指でテンションをかけはじめるとやっと止まった。
 「よし!」とばかりに巻き上げにかかる。途中、こっちに向かって走ってきたりするため、割と早く寄ってきたが、それからが大変だった。何度もラインを出されては巻きの繰返し。腕は痛いワ、腰は痛いワで・・・
 やっと船の下で旋回をはじめたが、全然上がってこない。やはり腕のせいか。「もう、勘弁してくれ」と、いう気持ちの中なんとかランディングできました。超ヘタレでした。 
 
 手持ちの怪しいバネバカリで量ると20kg弱。このクラスだとバラムツやサットウとはわけがちがいますね。わざわざ久米まで行って捕った横に黄色の線が入った小魚(メジ)とも別物です。
 その後、疲れた体に鞭を打ちジギングするも反応なく終了。
 その日の夜、獲物を、いつもお世話になっている「ヒロナの釣行紀」の福々の大野さんに解体してもらい食べました。やはりプロにやってもらうと見栄えが違います。旨かったです。もっと体を鍛えねば。腕は耐えられるけど、腰はホント厳しいですね。
 今回は、マグロはルアーで釣りたいと言っている「Ozone」は仕事が忙しくて参戦できず、3人での釣行になりました。
 体力のなさを痛感させられた1日でした。
                   気力・体力・時の運 by 「Tamura

戻る