2002年7月18日(木) 小潮
外房 カンパチ釣行
お世話になった船:松鶴丸


 「Ando」に小さいながらもヒラマサを釣られ内心穏やかではなかった私「Ozone」だったが、そのあと近所のスーパーにちょうど同じくらいのヒラマサ(正味970gと書いてあった)が売られているのを見てちょっと気分が和らぐ。それはさておき、「Isao」得意のワガママで、18日なら行けるから頼むから一緒に行ってくれという哀願により、「Kusakari」と「Ozone」が付き合うことになった。もっとも私はやっと地元の消防団活動が落ち着き、釣りに行きたくてしょうがなかったから好都合だった。
 行き先は外房大原となったが、数日前に台風が通過したばかりだったので状況は悪そうだが、濁りから潮が澄みはじめるときはいいというのを聞いたことがあったので、それにわずかな望みを託すこととした。
 午前船の状況を聞いてみると、「釣れなかったみたいだから、その分午後がんばってね。」と言われ、やや不安がよぎる。それで海へ出てみると、風の冷たさにびっくり。はじめキャビンのエアコンの冷気が外へ出てきたのかと思ったくらいだ。それでも釣り始めてみるが、水の色は黒っぽくて東京湾で釣りしてるみたいだった。それにジグを海からあげると表面が曇っている。結構水温が低いのだろう。相変わらず風は冷たく、カッパを着ようかどうかずっと考えながら釣っていた。
 魚の反応は全くなく、船中誰も釣れていない。こう釣れないと眠気が襲ってくるもので、「Isao」も「Kusakari」も移動のたびにウトウトしている。そんな気の抜けたシャクリが効いたのか、「Isao」のロッドにヒットした。本人はボケッとしていたので、隣の人に言われて我に帰ったようだ。上がったのは1.2kgのカンパチ。こういう状況の悪いときは、よそ見とか居眠りとかして魚に「釣気」を感じさせないのがよいのだろうか。このあとほかのお客さんが、たしかキントキだったと思うが1匹釣って、本日の釣果はこの2匹だけ。しかもこの2匹以外、アタリすらなかった。どうも外房は相性が悪いなッ。

 


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