屋久島を歩く
屋久島は豊かな大自然が生活の身近に迫っているという感じだ。豊富な雨量により島中にミネラルウォーターが滴っているようだ。しかし屋久島東部は開発が進みオーバーユースによる自然破壊が確実に進んでいる。登山道がえぐられ木製階段が敷設されている現状だ。
九州最高峰の宮之浦岳からは海が直接みえた。山の頂には特異な岩峰がそびえ見る者を飽きさせない。縄文杉の神々しいまでの姿はやはり後世まで残さねばならないと思う。山のぼらーは必要以上の開発を求めず自然保護に努力したい。山のぼらー同士気楽に声を掛け合えるムードがあふれ、屋久島では貴重なありがたいひと時を過ごせる。