Copy Making4
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型紙を取って 現物からのコピー?製作 ヴィオラ編 W HOME
06.May

 裏板のあとは表板 

なんといっても表板は楽器の顔、すっきり、くっきり、
少しでも美人に見えるように丁寧に仕上げます。

そのため、取った型紙も左右対称になっているか、
アッパー・バウツ、インナー・バウツ、ローア・バウツそれぞれの、
スリー・サイズや全体のプロポーションのバランスはいいか、
などなど客観的な判断で型紙の修整をします。
ネックも同時進行して削り出します。

スクロールのバランスも、左右、前後どこから見ても対称、
美しい曲線に仕上げます。
表板にはバスバーを貼りますが、荒切りしたものを両面テープで
仮付けした「止め駒」に添わせ、ワッシャーを使って
表板裏側のアーチを丁寧に写し取ります。

左右とも、尖った鉛筆で描き、その線の通りに削り、
合わせながら正確に切り出します。
貼り付ける前に、もう一度エフ字孔の左右の
バランスや切り口などもチェックします。

   完成後は、昨年同様、出身高校・美術部OB展に出品   

ニスはオイルニスを十何回か塗りました。
削った指板も貼り付け・・、
ニスが乾けば、あとはフィッティングだけ。
5月11日〜17日まで沼津のギャラリー「四季」で美術部OB展。
昨年同様、木工作品として昨年作った変わり型ヴァイオリンと、
石膏の塑像とともに出品・展示。  
端の、隅の方にテーブルを並べたのですが、できるだけ
壁面を使いたいということから、なんと中央に移動・・・。
駄作が、否が応でも目立ちます
今年も終了後は、沼津軒で打ち上げの食事会。

去年、同級生はN君、T君に私の3人だったが、
今年は同期生の中でもいちばん絵がうまかった
洋服屋のI君も油絵で参加、うれしい限り。

すでに、来年のための会場を申し込んだそう、頑張らなくちゃ!

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