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キルテッド・メイプルの 小型ヴィオラ 4. | HOME |
オイルニスも、ダーク・ブラウンとレッド・ブラウンを約半々にブレンドして塗るが、『孫にも衣装』だんだんと落ち着いた色味になり、良くなってくる。 ここで、あらためてフィッティング部品の各種を持ち出し、色味のチェックをするが、本体がこれだけの柄があるので、今回、はじめて白木のようなバーズアィ・メイプルを使う予定。 |
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考えてみれば、ここまで濃い色に仕上げたのは初めて・・・。 |
残念ながら、表板の中央部のムラはそのままはっきりと残っているが、それも、天然素材のなせる術、やむを得ません。 |
白木の状態で、全体に目止め処理をして、その後の着色剤やニスの吸収度合いを均一にしてやれば、こうしたムラにはなりません。 手抜きした結果のバツといえるでしょうか? |
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レンズの収差の関係で、スクロールが、若干、歪んで見えていますが、 実物はまったく問題ありません。 |
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なお、このバーズアイ・メイプルのフィッティングセットは、ヴァイオリン用。 そのため、とくにテールピースはヴィオラ用から比べるとやや小型だから、 理論上の有効弦長はほんの少しだけ長くなる=つまり、それで同じ音を出すためには、少しだけ張力が強くなり、 その分、とりわけA線の鳴りは華やかなものになるだろう・・・という割り切り。 |
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