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BGMは、鈴木の教本・6巻にででくるコレルリの「La Foria」、最近新しく入力し直したものです。 もの悲しい響きが大好き。
Vn用の譜から、主旋律をアイスレイン、伴奏をシタールの演奏にしてあります。

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2011年  4月  22日 すみや(管理人)

今年は、ある意味では私の人生の大きな区切りの年、
なぜなら、5月10日の誕生日がくるといよいよ70歳の大台に乗ってしまうのです。

考えてみると・・・、戦前に生まれ、戦後の混乱期に育ち、決して恵まれた環境とはいいがたいものでしたが、
昨年末、前立腺の肥大と膀胱内の結石除去の手術で入院したものの、この歳まで病気らしい病気で入院したのは初めてのこと。

『よくまぁ、大病もせずにこの歳まで生きてこられたものだ』という、一種の感動すら感じているのです。
それに、前立腺肥大という病気は、病気であっても歳のせいによるもので、本人はそれほど病気だとは思っていないのです。

近所の同じ年頃のお仲間たちを見ても、医者通いしたり、何度となく入退院を繰り返している人だっているし、そうした、例えば同級生たちを見ても、筋力・体力、皮膚の若さや考え方など、自分の方がずっと若さがある、と確信しています。

ヴァイオリン製作者の名工たちは、おおむね長寿。やはり、細かな作業をしたり、身体を動かしたり、考えたり・・・がいいのでしょうか?

チェロは、先月、完成していますし、その後、マッジーニ・モデルも完成間際。バイオリン製作研究会に出品するつもりでいます。

ではまた、



 9月 25日 すみや(管理人)

  皆さん、こんにちは。久々に、自分から投稿させていただきます。

さて、チェロをつくり始めて2ヶ月になろうとしていますが、知り合いから、具合が悪いヴァイオリンや、板が剥がれてしまったチェロの修理を頼まれたり、それに、この夏場は、ごく広い面積で朝日が差し込む物置工房は、まさに暖房したような温室効果。

それで、あまり進めていなかったのです。

◇ 日本バイオリン製作研究会に加盟

縁あって、この会に古くから所属していたNさん(伊豆の国市在住の当年、88歳)と知り合いになりました。

若いときには、私がこよなく傾倒している無量塔蔵六氏や、かの有名な陳 昌鉉氏なんかとご一緒して活動されていたのだそうです。
基本的には、Nさんは趣味家として50年以上も作り続けてきた、すご〜い方!

その方から、『ぜひ、会に加盟しませんか』とお誘いを受けたのですが、当初は、私自身が素人に近い趣味家ですから・・・と、ご遠慮申し上げましたのです。

でも、ひと晩考えた結果、Nさんのお年から考えても、小生だって、まだまだやる気になれば十年以上は勉強・研究もできるはず。
春と秋の、年二回の展示会と研究会くらいなら、たまには東京まで出かけていくのも悪くはない、とも考えたのです。

それで、そのNさんの紹介ということで、正式に加盟させていただきました。(∵会員の紹介が必要条件)

この会は、春には新作の作品(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなど)を持ち寄っての展示会。
その作品を展示して、さらにプロの演奏家により、全員の前で、同じ曲を、同じように演奏していただく・・・という展示会。

秋には、弦楽フェアーとタイミングを合わせて、テーマを設けての研究会が行われるのだそうです。

またそのうち、諸先輩方からの変わった情報や、いいお話なども、皆様の前にご報告できると思っています。

 では、



2月 8日 岡村 様

すみや様
今日は、先日いろいろ知ったらしく書いてすみません。反省しております。
すみや様の、実に丁重なご返事有難うございます。
すみや様の、ご研究の的をえたお考え、頭の下がる思いです。
 
私は、プロではありません。プロになれなかった愚かな人間といった方がいいでしょう。
器量、経済に耐えれませんでした。
 
ヴァイオリンの、制作費、家庭の経済面を、他の仕事で耐えておりました。
残念ながら、大病を患い断念しました。
今は、趣味としてストラドの音色を研究しております。
 
しかし、ヴァイオリンに対する考えは様々、しかし良いヴァイオリンはできる。
実に、ヴァイオリンは不思議な楽器です。
他の人も言われますが、作れば作る程わからなくなります。
 
ガルネリのカノン砲は、我々が荒削り位厚く、ストラドは信じられないような薄さです。
両極端、でも名器なのです。
これひとつとっても違います。
他人のデーターで製作してもいい結果が、得られませんでした。
 
以前は、裏板のグラビテーションはドイツでしたが、私の場合い、いい結果が得られませんでした。
現在は、クレモナ方式で行っております。
結果は、音色、弾き心地が随分変わりました。
これは、私の主観で、他の製作者が行うと違ってくるかもしれません。
 
先日、失敗作だと思っていた10年位前製作したヴァイオリンが久々に帰ってきました。
しかし、弾いてみるとまるで別物のように立派にエイジングされておりました。
コレ一つとっても10年前のデーターに戻そうか、今のデーターを加味しょうか、頭をかかえてしまいます。
 
まだまだ、書き足りないのですが辞めておきます。
すみや様、どうか私の失礼お許しください。

では、失礼いたします。
 岡村


2月 8日 すみや

岡村様、ご丁寧なレス、ありがとうございました。反省や失礼などとは、かえって恐縮いたします。

いろいろな方たちと、いろいろな論議をすることも、また勉強になったり、
いい意味で、ネット上の『情報の共有化』にもなるわけですから、むしろ喜ばしいことではないかとさえ、私は思っております。

さて、過去の名工たちの板厚に関しては、また、別の折りにでも書くことにして、今回はブロックの有無について書きます。

◇ ブロックの有無

たまたま、最近のことでしたが、別のメーラーさんとの間で『コーナ−・ブロックの有無』について論じたのです。

早い話、彼は、
『外枠式は量産方式であり、ブロックが付いていないものは、いわゆる手抜き工事のようなものだから良くない』、という考えです。

私は、それでも、百年、二百年以上も、普通の使い方であれば、十分、耐えてきていることも事実だし、
うがった見方をして、建築に置き換えて考えた場合、柱を立ててから建てる「日本建築の在来工法」と、
まず、壁からつくり、耐久壁方式で組み上げる「ツー・バイ・フォー」と比べるようなもの。

全国各地でおこった震災時において、ツー・バイ・フォーだからつぶれたというような報告はあま聴いていません。

だからといって、在来工法を否定するものではありません。

むしろ、日本建築は木造でありながら、「法隆寺」、「正倉院」、「東大寺」などが証明しているように、
丁寧な、国家的修復を繰り返したとはいえ、地震国日本、台風王国の日本、
そして、歴史が物語るような幾多あまたの戦や戦争もあっても、それでも、千年から千三百年を経て現存している事実もありますから、
それは、やはり日本の匠たちの大いなる知恵、技がなした、優れた日本建築の結果だとも思うのです。

ましてや、コーナー部は、その組立工法の違いで、「内型式でつくる場合には、ブロックは、リブ・ジョイントには不可欠な部品」であり、
一方の「外枠式では、リブは外枠に押しつつけるようにして組み立てるわけだから、なくてもできる」という結果になりますね。

省略できものを、わざわざつけて内容積を少しでも減らす必要はないし、また、余分に付けると、当然、ほんの僅かでも何グラムかは重くなるでしょう。

また、「つけないと弱いのでは・・・」という、彼の考えに対し、「安普請でも壊れにくいトイレ」の例で、反証のお答えをしました。

つまり、普通のヴァイオリン製作者たちなら、まず、こんなことは考えないでしょうが、建築では「共支え」という言葉があります。

それは、いくつかの部材が合わさることで、所定の力学的な強度を構築することなり、それらの部材がともに支え合うというものです。
早い話、「組み上げた結果として、1+1=2ではなく、場合によっては3以上の強度さえでるので、丈夫なら問題はない」というのが私の考え。

それは、両側から、ややきついカーブでリブが合わさり、極端に狭い空間で合致しているわけです。
その上、そのリブには接着補強材としてのライニングが貼られ、しかも、あとから、さらに裏板・表板とがサンドイッチ状に組み立てられることになります。

その考え方として、リブと同じ、巾が30mmのただのボール紙でも、そのまま立てた場合と、それをコーナー部ほどの極端なアーチをつけて立てた場合、上に薄いベニヤでも置き、水をいっぱいに入れたヤカンを乗せたら? 試してはいませんが、多分、3、4リットルは問題なく乗るでしょう。

その上、ただの、単独のリブだけのジョイントなら、たしかに弱いでしょう。 
しかし、いろいろな部材があとから合わさることで、さらに、しっかりと組み上がることになります。

否定派の方たちのご意見では、両側から合わさるリブの接合面=先端部分がリブの二枚分になつてしまい、分厚くなったり、隙ができたりなど、見苦しい仕上がりなると考えているようです。

今回バラした、ドイツ・ミッテンヴァルト産の、まぁ、いってみれば量産品といっていいものでしょう。

でも、実にいい仕事をしていました。

右の写真でお分かりいただけるように、アッパーのコーナー部には、ご覧のように何も着いていません。
ローア部だけに、お情け程度の板状の木片(ブロックもどき?)がついているだけです。
(いかにも、エフ字孔の穴からのぞき見されたときの、体裁を整えるためだけの対応のようです。)
しかし、リブの両先端を、あたかもパフリングの、コーナー先端の合わせ目のように、丁寧にテーパーをつけ、しっかりと、シャープに合わせてあるのです。
(ただし、ライニングの一部に隙間があるのは、また、別問題ですけどね。)

次のイラストは、下手なお絵かきツールで描いたものですが、リブを突き付けでジョイントした場合と、そのコーナーのように30度の角度で接合した場合との接着面を比較した模式図です。
例えば、エンドピンの場所のように、リブを左右から水平に、何もせずにただ突き付けジョイントしたとしたら、その接合面は、図の上のように、リブの板厚だけです。

それを、もし30度の角度でジョイントし、その接合面を細い補助線のように、リブの板厚と同じ延長線上で接合したとすると、板厚を1とするなら1:2:√3と、約1.7倍の接着面積が得られ、それだけ丈夫になります。

一方、接合面を太線のように、リブの1/2、中心でジョイントすると、ご覧のように、さらにまた何割も接着面積が増えますから、より頑丈になります。

実際には、先端はこれほど尖られませんが、裏板に置き換えてみると、薄いところの標準が2.5mmmとすると、例えば、このリブの板厚を1.7mmとして計算すると、接着させる長さは約4mmにもなります。

このことからしても、同じ堅木のカエデ材を使い、裏板の中央ジョイントなら許されても、リブはダメだという論拠にはならない、と私は考えているのです。

さて、工場生産のような規模なら、さほど苦労はしなくて慣れている外枠式でも楽に組めるでしょう。
でも、私のように外枠工法の経験が無いものにとっては、かえって、最初からぴったりしたリブの長さ、角度を決めるつくるなんてことは、至難の業のように思ってしまいます。

また、彼とは素材についてもいろいろと論議しましたが、何人かの職人がいる工房なら、コストが高い素材だと、決して下手な新人にはやらせることはないでしょう、とも書きました。

失敗した場合の損失が大きいですからね。

ですから、そうした規模の工房では、値段が高い、いい材料ほど、いい職人さんやマイスター(親方)自身がやるでしょう。

その結果として、「いい材料のものは、いい仕上げになる」、という図式も、正しい考え方になるのではないでしょうか。

だからといって、100%、そのことを推奨したり、断定したりはしてないことは、前便のコメントと変わりません。あくまで、一般論としてのことです。

反対に、『ヨーロッパでも内戦や革命、戦争があったりしているわけで、そんなときには日本同様、いい材料が手に入らず、身近な材料でつくった優れたものだっていっぱいあるでしょう。

そのような場合だって考えられますから、良くない材料のものだからといって、決していい楽器の存在は否定できるものではありません、と結びました。

ちなみに、この作者のスクロールはとてもきれいな円弧であり、いわゆるイタリアン・スクールのようで、それは私の好みの、とても均整のとれたプロポーションでもありました。

いくら議論してもし尽くすことができない楽器、それがまた、ヴァイオリンの魅力なんでしょうね。

どうぞ、これに懲りず、ネット上でのご厚誼いただけたら幸いです。

すみや


2月 5日 石田 修 様

面縁材は販売されていますか。

 ヴイオリンはギターとは製作工程が異なるのですか。

2月 7日 すみや

さて、折角書き込みいただいたのですが、私自身がギター製作のことは全然分かりませんし、
また、ギターでいう「面縁」というのは、どこの何の部材を指していうのかも分かりません。

残念ながら、グーグルで「ギター製作、面縁」で検索してみましたが、出てきませんでした。

そんな具合ですから、製作がどのように違うかというご質問にもお答えすることができません。
また、ヴァイオリンでさえ趣味してやっているだけですから、ヴァイオリンの部品だって販売はしていません。

お役に立てなくて、申し訳ありません。


2月 1日 岡村 様

大変、参考になりました。ただ気になる事があります。

木、について書かれています内容ですが、誰々が言っているとか、
誰々がこのょうな木を使用しているから良い木材など書かないほうがいいと、思います。

ヴァイオリン製作者は、一人一人考えが違います。

裏板のグラビテーションの取り方もクレモナ方式、フランス方式、ドイツ方式、各人まちまちです。
 
ただ言えるのは、木材の堅さ、それに対する厚みの取り方だとおもいます。
これを覚えるのは、実践です。1台でも多く製作し、データーを取ることです。
アーチにもいえます。

良いデーターの積み重ねだと思います。
失敗のうえに良いヴァイオリンが出来るのだとおもいます。
 
色々文句を書きましたが。お機を悪くしないょうにしてください。

岡村

(あえて、原文通りの記載としました。)

2月 5日 すみや

岡村様、はじめまして、そして、貴重なご意見の書き込み有り難うございました。

わたし達のような趣味家にとりまして、とりわけ製作のスタート時にはいろいろな情報に惑わされるものです。
現在ではネットが普及し、それぞれのことが簡単に、しかも豊富に得られるようになっているからなおさらです。

しかしながら、そうした状況の昨今でさえ、いろいろなことで違った書き方をしていることや、内容や表現の異なるものも多くあることも事実です。

◇ 人名について

私の記載の中で、ご指摘のことについては、多分、『木について考える』のページをさしておっしゃっているのでないかと思い、あらためて読み返してみました。

もし、そのページの中でのことでしたら、このページ全体が、あくまで「私個人」が、日頃、手にしている「木」というものに対しての「思い入れ」、「思い込み」綴ったページです。

しかも、このページであげた人名といえぱ、ストラディヴァリウス、グァルネリ、
ニコラ・アマティ、ヤコブ・スュタイナー、無量塔蔵六氏、ヘンリー・A・ストローベル氏、小沢僖久二氏、鈴木ヴァイオリンの初代・鈴木政吉翁、川上氏昭一郎氏です。

過去の、有名な名工たちはそのまま呼び捨てで書き、現存している、あるいは現存していると思われる方には「氏」という敬称をつけて書きました。鈴木政吉翁だけは、たしかに過去の人ですが、日本のヴァイオリン界を世界に普及させた方だけに「翁」という敬称を添えました。

また、さらにそれぞれの著作の引用には、その旨、断り書きも入れています。

もし、著作の中の言葉や考えを、名前も入れずにいかにも自分の意向のように書いてしまったら、それは盗作になってしまいます。ですから、それぞれの著作の引用には、著書や著者の名前を入れているのです。

情報というものがどのように読まれるかは、自分自身も体験していることですが、伝聞は伝聞なりに「そのようらしい」とか、「・・・といわれている」というように書き、もし、その著者が力説している内容であり、そのことについて自分自身で検証したり、実践してみて確証の持てるものであれば、その旨を明記し、著者の名前を入れて書くことで、さらに、読み手に対してそれが確証に近いものとして伝わるはずだと考えています。

そのことについて、信ずるか、信じないかは、人それぞれの受け止め方、考え方の違いもあるでしょう。その情報が確固たるものか、不確かだと思うかは個々の自由ですから、それを押しつけるような書き方はしていないつもりです。

でも、わたし達のような趣味家にとっては、確信に近い情報はありがたいものなのです。

◇ 材の善し悪しについて

さらに、このページでは、「誰々が使っているから、良い木材」という書き方はしていません。

逆に、私は、簡単に善悪を決定してしまうことを否定する考えでいます。 (次のセンテンスは、そのことについて、ページの中の原文から引用したものです)

『このように、響板(表板)には「この樹種」、「この木目」がいい」といったところで、あらゆる条件を加味しなければなりませんから、 一概に「この木がベストだ」とは断定はできないはずと、私は考えています。』

◇ 板厚 ( graduation )について

さて、岡村様はプロの製作者でいらっしゃいますか? あるいは演奏家の方でしょうか?
私は、ご覧ような書くことが好きだし、記録もよく採る方です。もちろん、自分なりの各種のデータもとっています。

しかしながら趣味家としては、高い材料代を払い、なかなか台数を重ねて、失敗するようなことはしたくはありません。
できるだけ失敗がないように、できるだけ正確な数値が欲しいと思うのは当たり前のことになります。

以前は、ただ、ノートに簡単な図を書き、板厚の数値を入れていましたが、最近では、本のイラストをスキャンし、それをB5の用紙にプリント、それに数値を書き入れています。

右の写真がその例で、ただいま修復中のもののデータです。

クラックの位置、以前のリペアー跡なども丁寧に記入しています。ときには、タップトーンや板そのものの目方も量り、記入しておきます。

また、削りの要点についても、以下のように記してあります。

『そうした様々な条件にかんがみ、その素材にふさわしい削り、厚さ、組み立て方をすれば、 ヴァイオリンはそれなりの音で鳴ってくれることがお分かりいただけると思います。』

余談になりますが・・・、
もう何年も前のことで、ある方から『すみやさんは、どのように削っていますか?」という質問に対して、私は、『ドイツ式の考えを基準にし、ヘンリー氏の著書にある考えを重視しています』と、ヘンリー氏の原文を添えて答えたのです。

すると、彼はある英語の翻訳師という肩書きをもっていることを主張し、その原文の中にある [ graduation ]はミスタイプで、 [ gradation ]の誤りだとといってきたのです。

私は、永らくインテリアのプロとして仕事をしてきましたから、インテリアでグラデーション( gradation )というと、それは一部屋において、色の濃淡だけを支配的につかってコーディネートさせる「同系色・調和」の意味として使われるものです。

ところが、事実、ヘンリー・A・ストローベル氏の著書である「ヴァイオリン・メイキング」、「ヴィオラ・メイキング」それに「チェロ・メイキング」などでは前記の[ u ]が一文字多い、その単語が使われているのです。

この語には、1.「卒業」、「学位授与」、「卒業式」などのほか、2.「等級づけ」、3.「目盛り」、「度盛り」、4.(化学用語として){蒸発などによる}「濃厚化」、などの意味があります。

ですから、私はもっぱら大工さんや建具屋さんたちの、木工用語としてよく使われている『板厚』と訳した方が分かりやすいのではと考え、そのような訳して使っています。

この項の冒頭で、「プロですか」とお聴きしたのは、この業界の用語として、専門家の皆様たちは、貴兄が書かれたたうな「グラビテーション」と呼んでいるのかなぁ、とも考えてしまうのです。

最近、また、世界のいろいろなものを買い集めています。もちろん、壊れているジャンク品のようなものが中心です。
その方が安いし、修理する楽しみがありますからね。

それらをバラし、中を見ることも大きな喜びだし、また、勉強になります。世界各国の、リペアー師の、腕前の善し悪しを盗み見ることもできます。
月謝を払わないわけですから、こうした投資?も、私にとっては「月謝」のようなものと考えています。

変わったもの、または特記すべきものは、これからも追々、更新していくつもりです。

また、そのページをお読みになった結果、そのように理解され、誤解されていたとしたら、それは私の文才のなさ。
アマチュア老人の戯言とご理解下さい。

すみや


2009年 1月 5日 進藤 様

バイオリンを始めて3年が経ちました。

去年自分でバイオリンを作りたくて色々調べていたら、このサイトを見つけました!

少し見ていたら色々楽器を作ったり修理、修復をしていると出ているのでびっくり!しました。

そこで質問があるのですが、膠やニスなどは、どういったところで手に入りやすいですか?

また、簡単で手間がかからずまた綺麗に塗る方法はないですか?


1月 5日 すみや

進藤 様

◇ ニカワ

国産の「三千本ニカワ」なら、日本画の画材専門店で、かつ、古くからやっているお店ならあります。

なぜかというと、最近の新しい日本画用のニカワは、すでに液状にしてビン詰めになっているので、
それは、絵の具(顔料)を簡単に溶かすのにはいいのですが、接着を目的にした木工には向きません。

また、顆粒のものや、粉末のものも東急ハンズなどにはあるようです。

弦楽器製作専用の、ヨーロッパ製の専用のニカワもありますが、素人には高いし、入手が難しく、また、正しい使い方を知らないと何にもなりません。

ニカワについての詳細は、当サイトの「ニカワ」のページを参照して下さい。

◇ ニス

それは、ニスにもいえることで、手工品のヴァイオリンには、通常、天然樹脂のニスを使いますが、ヤクルトの一ビン程度の大きさで、一色、一本が2〜3000円は下りませから、これも、素人が手に入れるのは難しく、きれいに塗るのは、もっと無理です。

◇ ニスをきれいに、簡単に

という方法はありません。
ときには、薄くしたニスを十回以上も塗り重ねることもしばしばです。

全国の、製作仲間が一様に言っていることは、『木工は何とかできたが、ニスがなかなかうまくいかない』という意見が圧倒的に多いほど、市販品のように、きれいに塗るのは難しいものです。

それで、安い、組立キットなどに素人(初心者)が使うのなら、普通のホームセンターで売っている、工作用の、合成樹脂の安いオイル・ニスがお手頃です。
それなら、ヤクルト3本分ほどのサイズのものでも、350円程度です。

いずれも、それをやる人のセンスや経験により、大きく異なります。

器用か、不器用か。
いままで、プラモデルや工作なんかが趣味で、いっぱいつくったことがあるか、ないか。
しかも、きれいに満足いくような塗装までできたか、どうか。

そうした原体験のある、なしでも、『難易度』の差が大きく異なります。

例えば、そのような経験が多いAさんにとっては「易しい」ことでも、経験の全くないBさんには「難しい」・・・ということになるからです。

指定の携帯がつながらなかったので、とりあえず、以上、ここに回答いたします。

すみや


2009年 1月 2日 本年も、どうぞ、よろしくお願いします <(_ _)>  すみや

ご存知と思いますがマッジーニの本は、翻訳本があります。図書館で見たことがあります。
(この関連ページはこちら

というお知らせを、ある方から寄せられました。ご親切な情報、どうも有り難うございました。

私も、ネットでいろいろ検索し、クレモナやテレビでご活躍の高橋 明氏のサイトで、野田 彰氏訳の和訳した本(弦楽器デュオ:出版)の存在を知りました。

出版社が分かれば、ひょっとして在庫があるかも・・・と、その弦楽器デュオを調べても、サイトのアドレスは載っていてもアクセスできないし、電話番号も分からないのです。

それで、以前、古書を買ったことのある何店かにメールで問い合わせしたのですが、なにぶん古い本、どこからもいい返信はいただけませんでした。

それで、ユーズト(古書)まで扱っているアマゾン・ドットコムの日本支店をはじめ、米国、カナダ、ドイツ、フランス支店の各サイトで、すいぶんしつっこく検索したのですが、結果はNG。

ようやくたどり着いたのが、カリフォルニア大の図書館に蔵書されていた原書でした。

さいわいに、1892年発行という古い本(著作権の消失?)だけに、ネット上で公開されていたのです。

**.txt 、**.PDFなど、6種類のファイルとしてダウンロードできますから、興味のある方は、ぜひ、ご覧下さい。


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