幻水１トランプ(１０)

　天才軍師。セイカの村で隠居生活中なのを引っ張り出してしまいました。三国志的(水滸伝でもあったかしら)お約束。
　まーこの性格なら子供達に勉強を教えてる方が似合ってるような。
　ラストの彼はもうお疲れ様としか言いようがない。先生好き。

　マッシュ先生至上主義的元戦災孤児。１の時の彼女の胸がデカ…いやそのげふごふ。
　１では、きっぱりはっきり坊ちゃんに対して「やっぱり私、あなたのこと許せない」と言っていたのがなかなか良い。その後、マッシュ先生の伝記を作るために取材旅行に出かけた……先でまた戦争に巻き込まれるのよね。物騒な世の中を15歳の女の子がどうやって旅してたもんだか。

　1のとき彼を仲間にするのをすっかり忘れて、グレミオさん復活する前にようやく思い出したはいいが、マッシュ先生からことづけの手紙をもらおうと話しかけたら、強制イベントに入ってしまってどうしようもなくなった記憶が。
　で、ことづけの手紙持っていったら、結局あとからマッシュ先生直接来てやんの。あんた刺されて重症やったんちゃうんかい。
　ちゅーか自分で来るんやったらわざわざ手紙持たすなよー。
　１で108星に入ってるのに２では完全に敵に回ってるし。戦争を早く終わらせるために、多少犠牲を払ってもハイランドを勝たせようとする合理主義的な彼の考え方はわからなくもないが、やっぱり傲慢。シュウさんまでキレるくらいだからよほどのモンだろう。

　財政・事務管理に関してのプロ。記憶力は抜群らしい。博覧強記の異名を取る。温厚な人柄で、おとなしく目立たない人だったが、実は帝国のスパイだったことがラスト近くで明らかになる。それまで全然、伏線の一本もなかったように思うんだけど。無視してただけか？
　いきなりマッシュ先生を刺した彼には、「あああちょっとちょっと待ってー」！。帝国と解放軍の間で迷ってるくせに、そこまで思い切ったことせんといてえなー。