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ダメ人間の戯言

先日乗馬の予約をしていたので出かけようかと思ったのだが、ダメ人間らしくこういう時に限って風邪をひいて腹痛が痛く頭痛も痛かったのだが、乗馬に乗れる機会など滅多にないからと思い自分を奮い立たせて栃木県に赴いたのである。だがこういう時はとことんついてなく、馬から落馬してしまった。幸いにも骨折して骨を折るということもなく、大怪我はせずにすんだのだが、口の中を切ってしまったため食事がしづらくなり、固いものは食べれなくなってしまった。翌日、突然友人(と私は勝手に思っているが、相手は私を友人と思っているかどうかは分からない)が私の部屋を訪れ、非常食用にとっていた乾パンの賞味期限がもうすぐ切れるのだが、自分一人だけでは食べきれないので一緒に食おう、と言ってきた。こんな時に困ったなあと思ったのだが、ダメ人間らしく貧乏な私にとってただで腹を満たせるというのは非常に魅力的で、我慢して食おうと決心した。だが、やはりダメ人間らしくこらえ性がない私は痛いのを我慢できず、つい表情に出してしまった。友人(と私が勝手に思っている男性)がどうしたのだと訊いてきたので、昨日の出来事を話したところ、今度は大丈夫かと訊いてきたので、本当は辛かったのだが、せっかくのただで食べ物を食べれる機会なので、我慢して全然平気だよと答えてそのまま食べ続けた。

ついでながら言うと、この友人はダメ人間である私とは違って大変立派な男性で、中学卒業後高校から大学へと進学して大学卒業後すぐに社会的評価の非常に高い企業に就職し、無職時代のやたら長かった私とは異なりまさに順風満帆な人生を送っているのである。貯金も、ほとんどない私とは異なり1000万円以上あり、また知人の少ない私とは異なり顔も広く、更になかなかの人格者でもあり、私とはほとんど正反対の人物といってよい。彼とは小学校時代以来の付き合いで中学まで同じ学校に通っていたのだが、こんな立派な人物がなぜ私と今でも付き合っているのかというと、彼も私と同じく歴史好きだからである。ただ彼の場合、私とは違い視野が広く幅広い知識を持つ博学な人物なので、私とは異なりオタクだと思われることはない。ここまで差があるわけだから、当然のことながら私は彼に対して劣等感を抱いているのだが、彼の方はどうなのだろうか、と思うことはある。なかなかの人格者なので私に対して優越感を抱いているということはないのかもしれないが、そもそも私など比較の対象にも入っていないのかもしれない。

うーん、本当につまらない文を書いてしまったなあ。内容がないよう。