曜日

日記

2001

10

 いよいよ今日から10月である。日記も新たなページとなって心機一転といきたいところである。先月は、半ば頃まではだらだらと過ごしていたが、後半になって割りと充実した日々を過ごしたように思う。今月もこの調子を維持したいものである。

2001

10

 色々と調べてみると、年貢と石高の関係というのもなかなか難しい。石高は普通に生産高と理解されていることが多いようだが、実は年貢や諸役賦課のための基準高であることが多く、中世には貫高や石高がそのまま年貢高であることも多い。江戸時代はよく後五公五民や四公六民の負担と言われるが、一体中世の年貢負担率はどの程度だったのだろうか。最近、秀吉と光秀が山城賀茂庄に宛てた連署状を読んだのだが、年400石の年貢で、軍役は100人とされていた。4公6民だとすると1万石につき1000人、6公4民だとすると1万石につき1500人の軍役ということになるが、戦国時代には1万石につき1000人以上の軍役は珍しくなかったようなので、山城賀茂庄の負担は4公6民〜6公4民というところだろうか。
2001 10  月曜日とは一変して、昨日今日と秋晴れであった。雨が降らないのは困るが、実際に降られるとやはり不便なもので、怠惰な私は憂鬱になってしまう。気温もちょうどよいくらいで、何とも過ごしやすかった。
2001 10  ネットで色々と検索していたところ、1965年には成人男性の喫煙率は82.3%だったとのことである。煙草の煙が大の苦手の私がその時代に成人だったら、今よりも遥かに多く不快な目に遭っていたことだろう。段々と喫煙率は下がってきているようだが、それでもまだ成人男性の喫煙率は5割を超えている。日本も、早くアメリカ並みの分煙社会になればよいのだが・・・。
2001 10  歴史的な個人記録のかかった試合で敬遠ということで、ダイエーは大いに非難され、大リーグではこんなことはないと言った人もいたが、大リーグでも本塁打記録のかかったボンズ選手が敬遠攻めに遭っており、そんな中でも70号のタイ記録に並んだのは立派なことである。普段は立派なことを言っていても、いざとなると常日頃は抑えていた感情が表に出るのだろうか。
2001 10  近鉄のローズ選手は、昨日のオリックスとの最終戦で、結局本塁打は打てず、タイ記録で終わってしまった。王監督との記録の比較は難しく、王監督は四球が多かったが、現在では禁止されている圧縮バットを使っており、当時の球場は狭かった。一概にどちらに価値があると言えるものではないのだから、たとえ記録が破られたとしても、王監督の55本という本塁打記録の価値が減ずるわけでもなく、ダイエーは堂々と勝負すればよかったのではないか。
2001 10  天皇賞(秋)の前哨戦となる毎日王冠と京都大賞典が行なわれた。毎日王冠はやや寂しい顔触れとなったが、エイシンプレストンが勝ち、2着にはロサードが入った。エイシンプレストンは、マイルチャンピオンシップに出走したら人気となりそうである。京都大賞典は7頭立てとはいえ豪華な顔触れとなったが、ナリタトップロードの渡辺騎手が直線で落馬するという大波乱となってしまった。ステイゴールドが1位、テイエムオペラオーが2位で入線したのだが、ステイゴールドはナリタトップロードの進路を妨害したということで失格となり、テイエムオペラオーが繰り上げで優勝となった。テイエムオペラオーは、昨年と比較すると、鈍くなっているというだけではなく、能力が落ちているのかもしれない。渡辺騎手は重傷でなければよいのだが・・・。
2001 10  遂にアメリカ軍がアフガニスタンへの攻撃を始めた。米政府は、予てより長期戦の覚悟を国民に訴えていたが、早期に何らかの形で決着がつかず、アメリカ軍の死傷者が多数になった場合、果たして国民が我慢できるだろうか。今回の攻撃は、準備不足もあって限定的なようだから、少しずつ圧力をかけていき、全面攻撃まで持っていかずに制圧しようとの意図なのだろうが、タリバン政権が早期に屈服または崩壊しなければ、アメリカにとって苦しくなるのではなかろうか。ともかく、被害者が多数出ないうちに決着して欲しいものである。
 イチロー選手は首位打者と盗塁王に輝き、素晴らしい活躍である。プレーオフでの活躍も期待したいものである。南部杯は、アグネスデジタルが勝ち、トーホウエンペラーが2着に入った。最弱世代と言われている4歳組だが、アグネスデジタルやレギュラーメンバーは善戦している。アグネスデジタルは完全に復活したと言え、マイルチャンピオンシップに出走すれば、連覇も充分あると思う。
2001 10  来年1月に人類史や種の起源に関わる衝撃的な重大発表があるとの噂がネット上で流れている。何でも、ゲノムの解析中に偶然発見された事実だとか、常識的にはあり得ないようなものが発掘されただとか言われていて、何とも胡散臭い話だが、複数の学問の通説を根底から覆すだけの発見だそうで、まあ騙されても特に被害はないので、来年1月の発表を期待してみようかと思う。
2001 10 10  米政府首脳は、テロとの対決は長期に亘ると再三述べているが、何らかの形での早期の決着も、色々と模索はしているのだろう。ただ、早期決着の自信がない以上、予め最悪の事態を国民に伝え、国民に覚悟を促すと共に、この軍事行動への支持率が急速に落ちることを防ごうともしているのだろう。悪く取れば言い訳めいているとも言えるが、まあこのように最悪の事態を冷静に伝えることも政治には必要だろう。
2001 10 11  中央競馬会の田原成貴調教師が、警視庁に銃刀法違反(所持)容疑で現行犯逮捕されていたことが判明した。何でも、8日正午頃、羽田空港で、千歳行きの日本航空便に乗ろうとした際、正当な理由がないのに手荷物の中に刃渡り十数センチのナイフを入れ機内へ持ち込もうとしたそうで、何かと問題を起こしている田原師だが、テロ事件で世界中が警戒している中、まあとんでもないことをやってくれたものである。私は小学生の頃、当時は騎手だった田原師のファンだったのだが、何とも残念である。
2001 10 12  どうも、ウィルスに感染するサイトを見てしまったようである。今のところ、動作が不安定になったり勝手にメールを送ったりといったことはないのだが、まずいことになってしまった。不覚・・・。遂に東京都中央卸売市場食肉市場でも狂牛病(一発変換ができた)の疑いのある牛が見付かった。当分、牛肉を食べるのは控える方がよいだろう。まあ、今までも牛肉を食べることは滅多になかったが・・・。
2001 10 13  明日は秋華賞ということで、予想を。どういうわけか、牡馬も牝馬も、3歳三冠レースでは、第2戦と第3戦を制しての二冠達成というのは少ない。オークス馬レディパステルは、東京以外ではG1での良績が少ないトニービン産駒で、ここも勝ちきるところまではいかないだろう。桜花賞馬テイエムオーシャンはオークスでは距離の限界を示したように思うが、400m短縮するここなら、久々でも力を発揮できるだろう。相手は、オークス2着のローズバドでよいと思う。
◎テイエムオーシャン  ○ローズバド  △レディパステル。
2001 10 14  秋華賞はテイエムオーシャンが勝ち、2着にはローズバドが入った。ローズバドは出遅れがなかったら、或いは勝っていたのではないかと思う。久々に予想したが、珍しく的中である。
2001 10 15  東京都での狂牛病騒動は、結局感染ではなかったという結論になったが、一連の狂牛病問題で、牛肉の消費量は大きく落ち込むことになるだろう。牛丼チェーン店には、非常に厳しい状況と言える。
2001 10 16  イチロー選手のマリナーズは、大リーグのプレーオフの第5戦でインディアンスに3−1で勝ち、リーグ優勝決定戦への進出を決めた。王手をかけられた時は危ういと思ったが、流石に圧倒的な強さで地区優勝を決めただけのことはある。イチロー選手はこの試合も3安打と好調で、プレーオフの通算打率は6割となった。9回には佐々木投手が登板し、セーブを記録した。両選手とも素晴らしい活躍で、このまま勝ち進んでいって貰いたいものである。
2001 10 17  東京は雨となった。ここ数日は快晴だっただけに、憂鬱な気分になってしまう。春は一雨ごとに暖かくなると言われているが、秋は一雨ごとに寒くなると言われており、物悲しくなる季節である。
2001 10 18  米大リーグ、マリナーズとヤンキースのリーグ優勝決定戦の第1戦が行なわれ、ヤンキースが4−2で勝った。流石に、王者ヤンキースの底力には凄いものがある。マリナーズには、第2戦以降の巻き返しを期待したい。
2001 10 19  米大リーグ、マリナーズとヤンキースのリーグ優勝決定戦の第2戦が行なわれ、ヤンキースが3−2で勝った。やはり、王者ヤンキースの壁は厚いということか。マリナーズには第3戦以降の巻き返しを期待したい。
2001 10 20  明日は菊花賞が行なわれるので予想を。先週の秋華賞もそうだったが、トニービン産駒は東京以外のG1では信頼性に欠ける。底力のあるジャングルポケットも、この多頭数を勝ちきるところまではいかないと思う。
◎ダンツフレーム ○サンライズペガサス ▲アグネスゴールド △ジャングルポケット △エアエミネム
2001 10 21  菊花賞は、マンハッタンカフェが勝ち、2着には逃げた人気薄のマイネルデスポットが入り、大波乱となった。どうも、有力馬の騎手がマイネルデスポットを侮りすぎていたようである。レースに紛れがあり、レベルはあまり高くなかったっと言うべきだが、そうだとしても、有力馬は不甲斐ない。強いと言われてきた3歳世代も、どうも考えられていた程には強くなかったようである。ただ、レベルはともかく、人気薄のマイネルデスポットが最後まで粘って、レース自体は充分楽しめた。
2001 10 22  米大リーグ、マリナーズとヤンキースのリーグ優勝決定戦の第4戦が行なわれ、ヤンキースが3−1で勝った。やはり、ヤンキースは戦い慣れているのか、ここ一番での強さには凄いものがある。
2001 10 23  米大リーグ、マリナーズとヤンキースのリーグ優勝決定戦の第5戦が行なわれ、ヤンキースが12−3で勝ち、ワールドシリーズへの進出を決めた。マリナーズには、来年の活躍を期待したい。
2001 10 24  日本シリーズはまもなく第4戦が始まるが、ここまでヤクルトの2勝1敗で、昨日の様子を見ていると、近鉄が勝つのはなかなか難しそうである。シリーズの始まる前、ヤクルト有利と私は考えていたが、やはり近鉄の投手力は弱すぎる。チーム防御率が5点近いというのに、よく優勝できたものである。
2001 10 25  日本シリーズはまもなく第5戦が始まるが、ここまでヤクルトの3勝1敗で、王手をかけられて近鉄は非常に苦しい。昨日の様子を見ると、どうもこのままヤクルトが押し切ってしまいそうである。
2001 10 26  日本シリーズは、昨日の第5戦でヤクルトがあっさりと日本一を決めた。やはり、事前に考えていた通り、ヤクルトが近鉄を圧倒した。どうも、セパ両リーグの実力差が拡大しているようである。
 日本中世史の研究者である石井進氏が24日に亡くなったとのことである。氏の著作では、『鎌倉武士の実像』を持っているくらいだが、石井氏の論考は雑誌などで他にも幾つか読んだことがある。大変優れた研究者だっただけに、70歳での逝去は本当に残念である。
2001 10 27  明日は天皇賞(秋)が行なわれるので、予想でも。色々と不安が言われているが、やはりテイウムオペラオーは強い。最近は反応が悪くなってきたので、2000mでは危ないとの見解もあろうが、広い東京競馬場なら致命傷にはならないと思う。相手はやはりメイショウドトウで、2頭を纏めて負かすとすれば、ステイゴールドだろう。
◎テイエムオペラエー ○メイショウドトウ ▲ステイゴールド
2001 10 28  日本時間の深夜から早朝にかけてBCが行なわれた。ターフは、ファンタスティックライトが底力を見せて完勝したようで、間接的に日本馬の強さを証明したことになると思う。クラシックは、ティズナウが史上初の連覇を達成した。凱旋門賞圧勝のサキーは小差の2着で、昨年に続いて欧州の強豪は後一歩でクラシックを勝てなかった。ガリレオは6着と完敗で、キングジョージの時点ではとてつもない名馬と考えられていたのだが、どうも過大評価だったようである。
 天皇賞(秋)は、アグネスデジタルが勝ち、テイエムオペラオーは2着、メイショウドトウは3着となった。アグネスデジタルは軽視していたのだが、最後は馬場のよい外に出したのがよかったのだろう。どうも、あまり水準は高くなかったようで、アグネスデジタルをそうも高くは評価できないだろう。
2001 10 29  雨は止んだが、快晴とはいかず、曇りがちであった。先週の時点では、今日までは雨が降るとのことだったが、結局激しく降ったのは昨日だけとなり、危なそうなレースとなると雨が降るあたり、やはりテイエムオペラオーは本当に運がよい馬だと思うが、それでも負けてしまったわけだから、能力の衰えは否定できないところである。
2001 10 30  久し振りに書店に立ち寄り、何冊か本を購入してきた。五島勉氏の新作も購入したのだが、未だに堂々と本を書いておられる五島氏は、本当に凄いものである。私も、その厚かましさ・・・ではなくて度胸を見習いたいものである。内容の妥当性は問題にならないが、五島氏の著作は読ませる内容となっていて、その文章力は凄いものだと思う。この点も見習いたいものである。
2001 10 31  間もなく第1回JBCが行なわれるので、予想を。
 スプリントは、コース実績もあるノボジャックが本命で、これを負かすとすれば、ダートに不安があるものの、短距離に強いメジロダーリングだろうか。高齢だが、ブロードアピールとトシザミカも侮れないだろう。
◎ノボジャック ○メジロダーリング ▲ブロードアピール △トシザミカ
 クラシックは、好時計を出し復調してきたレギュラーメンバーが不動の大本命だと思う。相手探しは難しく、ダービーグランプリ圧勝のムガムチュウも怖いが、3歳馬はちょっと苦しいように思う。そこで、ここは帝王賞勝ちの底力とコース実績を評価して、マキバスナイパーを対抗に指名したい。ペリエ騎手鞍上のノボトゥルーも、距離が長いかもしれないが、底力はあるので一発が期待できそうである。ハギノハイグレイドにも期待したいところだが、鞍上の武豊騎手と大井コースとの相性に疑問が残り、またフランスから帰国後の武騎手はどうも冴えないので、2着までだと思う。
◎レギュラーメンバー ○マキバスナイパー ▲ノボトゥルー △ハギノハイグレイド
2001 11 1  昨日は第1回JBCが行なわれた。スプリントはノボジャックが完勝し、2着にブロードアピール、3着にフレアリングマズルが入った。フレアリングマズルは3歳馬ということで軽視していたが、やはり底力はある。ブロードアピールは後ろから行き過ぎた気がするのだが・・・。クラシックはレギュラーメンバーが勝ち、2着にマキバスナイパー、3着にハギノハイグレイドが入った。レースの水準はどうかと思うが、最後はマキバスナイパーが追い詰めて、なかなか楽しめた。スプリント・クラシック共に予想的中である。
2001 11  このところ、また時間を無駄に過ごしているような気がする。もう11月で、今年も残りあまり長くはない。時間は誰にも平等なものだから、有効に使おうとは思うのだが、どうも怠惰でいけない。
2001 11 11  11月2日にHPを更新し、その後音楽を聴いたり本を読んだり文章を書いたりして、10時頃に電源を切って寝ようとしたら上手くいかず、その後は起動することができなくなってしまった。何とか復旧しようとしたのだが、結局上手くいかず、4日になって遂に再インストールすることになってしまった。一応はバックアップを取っていたとはいえ、ここ4ヶ月程のメールと新たにお気に入りに追加したHPのアドレスを失ってしまった。やはり、頻繁にバックアップを取っておくべきだったか・・・。この間、ソフトの再インストールと各種設定の復元で忙しく、今日から何とか更新できるようになった。現在のPCを使うようになってから約1年、再インストールするようなことがなかっただけに、油断していたところがあったのは否めず、自戒しなければならないだろう。
2001 11 12  10月9日の日記に書いた来年1月に人類史に関わる重大発表云々という情報は、当初は11月11日発表とのことだった。まあ、11月11日に発表されるのは地球外知的生命体云々ということだったので、全くのデマだったわけである。それでも、昨日(米国での発表なので、厳密に言うと日本時間の昨日から今日にかけてということになるのだが)は何か発表があれば面白いなあと思っていたのだが、やはり特に重大な発表はなかったようである。次は来年1月ということになるが、まあ騙されても実害はないので、楽しみに待っていることにしたい。
2001 11 13  アフガニスタン情勢は一気に動いたといった感じで、北部同盟が首都カブールを制圧した。アメリカやパキスタンは予てより北部同盟のカブール制圧には難色を示していたが、抑止することはできなかった。両国とも方針の修正が必要となるだろう。
2001 11 14  文章に纏めてみようかと思い、色々と参考文献を集めてきたのはよいが、「信長の野望」以外の文章の執筆は一向に進展していない。金をかけているだけに、何とか形にしておきたいところだが・・・。
2001 11 15  11月も半ばとなると、やはりかなり寒い。今年はまだ暖房を使用してはいないのだが、この調子だと、12月にはもう使用せざるを得ない感じで、今から先が思いやられる。何とか耐えたいものだが。
2001 11 16  どうも喉を痛めてしまったようである。乾燥してきただけに、まあ仕方のないところもあるだろうか。取り敢えず、対処法はマスクを着けたくらいなのだが、これ以上悪化するようだと、薬を服用することも考えねば・・・。
2001 11 17  喉は少しよくなった感じで、これなら特に薬を服用しなくても大丈夫だろう。この時期は、気温が低下し乾燥してくるだけに、喉を痛めやすい。色々と予防に努めたいものである。
2001 11 18  マイルチャンピオンシップは、JRAレコードホルダーのゼンノエルシドが勝ち、2着にはエイシンプレストン、3着にはタイキトレジャーが入った。やはり、ペリエ騎手は大したものだと思う。
2001 11 19  プロ野球ドラフト会議が行われ、注目の日南学園寺原投手は、巨人・ダイエー・横浜・中日の4球団による抽選となり、ダイエーが交渉権を獲得した。地元球団なので、恐らく入団することになろう。
2001 11 20  口内炎ができて困っている。今回はできた場所が悪く、話すのも一苦労である。口内炎は放置していても自然と治るので、今まで口内炎の薬を服用したことはないのだが、今回は服用しなければならないかもしれない。
2001 11 21  イチロー選手は米大リーグ、ア・リーグの最優秀選手賞に選ばれた。打撃部門だけではなく、守備・走塁でも大変な活躍だっただけに、選出されたのは納得である。ともかく凄いことで、何とも嬉しいものである。
2001 11 22  再インストールをしたり、調べることが色々とあったり、他に読む必要のある本があったりで、講談社の『日本の歴史』を読むのが中断していたのだが、今日から漸く再開することとなった。7巻までは読んでいたので、8巻からということになるのだが、早いうちに現在敢行されている分まで読んでしまいたいものである。
2001 11 23  ここのところ大変天候がよく、東京では久しく雨が降っていない。夏場にも雨が降らず水不足が問題となったが、今回はまだそうした報道がなく、水不足は深刻な問題にはなっていないのだろう。
2001 11 24  ジャパンカップダートは、断然の1番人気となったクロフネがレコードで圧勝した。出遅れ気味だったが、向こう正面から徐々に上がっていって3〜4角で一気に捲って4角ではもう先頭に立ち、後は差が開く一方で、全く文句のつけようのない勝ち方だった。アメリカでトップクラスのリドパレスは8着と凡走で、コース適性がなかったというよりは、体調が充分ではなかったように思われる。2着にはウイングアローが入り、流石に底力はある。クロフネには、来年は是非ドバイワールドカップとBCクラシックを目指して貰いたい。勝てるだけの能力は間違いなくある筈である。
2001 11 25  ジャパンカップは、ジャングルポケットがテイエムオペラオーを僅かに差し切って勝った。流石にペリエ騎手は凄いもので、やはりトニービン産駒は東京コースで強い。これで、最優秀3才馬の座がジャングルポケットとクロフネのどちらになるのか、微妙になってきたが、勝ったレースの格からいうと、ジャングルポケットということになるだろうか。有馬記念でテイエムオペラオーが勝てば、年度代表馬争いももつれる可能性が高いだろう。3着にはナリタトップロードが入り、必ずしも順調にはきていなかっただけに、健闘だと思う。
2001 11 26  講談社の『日本の歴史』シリーズを読んでいると、基本的な日本史の知識を結構忘れていることに気付く。もう一度、高校生の頃の日本史教科書を読み返してみるのもよいかもしれない。
2001 11 27  どうも太り気味でよくない。運動をすればよいとは分かってはいるのだが、そこは怠惰なダメ人間なもので、なかなか運動する気にはならない。自転車の使用を止めれば多少は効果はあるのだろうが、徒歩にした場合の面倒さを考えると、なかなか実行する気にはなれない。
2001 11 28  朝食は久々に食パンとした。以前は、自分で材料を買ってきてホームベーカリーで焼いていたのだが、面倒になって最近では全く焼かなくなった。だが、食パンもよいもので、またホームベーカリーを使ってパンを自分で作ろうかと思う。
2001 11 29  今週になって東京は随分と冷え込んでいるが、まだ暖房は使用していない。朝と夜は流石に辛いこともあるが、喉を痛めることになりかねないので、何とか使用せずににこのままいきたいものである。
2001 11 30  11月も今日で終わりである。今月は、先月と比較すると有効に時間を使えたような気がする。まあ要するに本を多く読んだということなのだが、まだ未読の本が多数あるので、早いうちに読んでしまいたいものである。
2001 12  午後2時43分に皇太子夫妻の間に女児が誕生し、これで皇室には40年近く男児が生まれていないということになる。これでまた、皇室典範の改正が議論されるようになるのかもしれない。
 ステイヤーズステークスが行われ、エリモブライアンが勝った。低水準と言われてきた4歳勢だが、流石に昨年の菊花賞2着馬だけに底力はある。一方、今年の菊花賞2着馬のマイネルデスポットは9頭立て8着と完敗で、今年の菊花賞の水準を改めて疑わせる結果となってしまった。マンハッタンカフェの今後も危ぶまれる。ステイヤーズステークスといえば、1年前は断然の人気となったナリタトップロードが4着に負けて馬券に全く絡めず、2ちゃんねるの競馬板が大騒ぎになったことが思い出される。そのナリタトップロードは年内は休養とのことだが、ジャパンカップはまずまずのレースで、来年の活躍が期待されるところである。
2001 12  阪神ジュベナイルフィリーズ(大変言い辛いレース名で、阪神2歳牝馬ステークスとする方がよいと思うのだが)はペリエ騎手鞍上のタムロチェリーが勝った。ペリエ騎手は3週連続のG1勝ちで、本当に凄いものである。タムロチェリーにはそれ程の大物感はなく、ペリエ騎手が騎乗できないだろうクラシックを勝つのは難しいだろう。
2001 12  昨日HPの更新を終えてメールをチェックしたところ、差出人不明のファイル付メールが送られてきて、「ウィルスの可能性があります」との警告文が出て、大いに焦ってしまった。勿論ファイルは開かず、メールも完全に削除したのだが、万一感染していたらと思い、「お知らせ」の一文を追加してトップページのみ再度更新した次第である。結局感染はしなかったようだが、何とも恐ろしいことである。
2001 12  皇太子夫妻の間に内親王が誕生したということで、先週末の土曜日から特番が放送されているが、意外と番組数と放送時間は少なかったように思う。男児誕生だったらもっと増えただろうというのは邪推だろうか。
2001 12  野村沙知代社長が脱税容疑で逮捕された。以前から脱税疑惑が報道されていたので、特に意外な感はない。これで、恐らく野村阪神監督は辞任または解任ということになるのだろう。脱税行為に関与していなかったとされる野村監督が、こうした形で妻の不祥事の責任を問われるのはおかしなことだが、これも野村監督の不徳によるところが多分にあると思う。
2001 12  パレスチナ自治政府とイスラエル政府との対立が激化してきているようで、世界の注目はアフガニスタン情勢に集まっているが、パレスチナ情勢にも注目する必要は大いにあるだろう。
2001 12  辞任に追い込まれた野村監督の後継監督には、何人かの名前が挙がっているが、星野前中日監督の名前も有力候補として挙がっているのには驚いた。流石に星野監督はないと思うのだが・・・。
2001 12  寒くなってきたので、新たに手袋を購入してきた。今まで高校生の頃購入した手袋をずっと使ってきたのだが、流石に古くなり過ぎてしまった。このところ日中でも寒く、いよいよ冬本番といった感じである。
2001 12  朝日杯フューチュリティステークス(大変言い辛いレース名で、朝日杯2歳ステークスとする方がよいと思うのだが)は、母ベガ・兄アドマイヤベガという良血馬のアドマイヤドンが勝った。父ティンバーカントリーということで、芝一線級ではどうかという見解もあったが、苦しい競馬となりつつも競り勝ったのだから、やはり大物だと思う。2着にはヤマノブリザードが入り、外を回って最後は差を詰めてきたのだから、こちらもクラシックでは好勝負できそうである。
2001 12 10  田代まさし氏がアパートの風呂場を覗いたという容疑で現行犯逮捕されたとのことである。詳細はまだ分からないところもあるが、事実だとしたら、芸能界復帰は難しいかもしれない。
2001 12 11  風邪をひいてしまった。今回は熱が出ただけでなく、喉も痛めてしまったのだが、このところ寒くなってきたというだけではなく、雨があまり降らず乾燥しているのも風邪をひいた原因なのだろう。
2001 12 12  田代まさし氏は、覚醒剤所持容疑で昨晩再逮捕された。風呂場の覗き見の容疑で現行犯逮捕され、昨日夕方に一旦は処分保留で釈放されたのだが、これでもう芸能界復帰の可能性は消えてしまったかもしれない。
2001 12 13  イスラエルのシャロン政権は、ヨルダン川西岸とガザの自爆テロを受けて、パレスチナ自治政府のアラファト議長との関係を断絶するとを決めた。アフガニスタン情勢に世界の注目が集まっているが、パレスチナ情勢も目が離せなくなってきた。
2001 12 14  阪神から監督就任を要請されている星野前中日監督は、明日二回目の直接交渉に臨むことになるが、どうも就任受諾の可能性が高いようである。流石に星野阪神監督誕生はないと思っていたのだが・・・。
2001 12 15  今まで使用してきたビデオデッキが古くなり、録画もここ数年まともにできない状態なので、新たにビデオデッキを購入してきた。PCでも一応は録画できるのだが、やはり非力で画質が悪いので、見たい番組が重なった時のみ使用している。もうすぐ全面的にデジタル放送へと移行し、記録方式も次第にデジタル式が主流になりつつある現在、得策ではないようにも思ったのだが、まあそれ程高いものでもないので、一時凌ぎとして購入したわけである。
2001 12 16  香港国際競争が行なわれ、日本からは、1000mのスプリントGIIにダイタクヤマトとメジロダーリングの2頭が、1600mのマイルGIにゼンノエルシドとエイシンプレストンの2頭が、2400mのヴァーズGIにステイゴールドが、メインの2000mの香港カップGIにアグネスデジタルの計6頭が出走した。
 スプリントはファルエロンが勝ち、ダイタクヤマトは12着、メジロダーリングは13着と完敗だった。ダイタクヤマトはもうピークを過ぎており、メジロダーリングは難しい馬だから、仕方のないところだと思う。
 ヴァーズは、これが引退レースとなるステイゴールドが最後に凄い脚を使って差しきって勝った。4歳春の天皇賞からずっと一線級の地位を保ち続け、大レースで惜しいレースを何度も繰り返してきたが、遂に最後になってGIを勝った。ファンだけでなく感動した人は多かったのではなかろうか。
 マイルはエイシンプレストンが圧勝し、1番人気となったゼンノエルシドは14着と大敗した。エイシンプレストンは思っていたよりもずっと強い馬のようで、来年はBCマイルを目指して貰いたいものである。
 メインの香港カップは、2番人気となったアグネスデジタルが早めに先頭に立って押しきって勝ち、これで日本馬は香港国際競争の3つのGIを全て勝ったことになる。これで、JRA賞の年度代表馬にどの馬が選出されるか、予測が更に難しくなってきた。
2001 12 17  東京都でのホテル税の導入は本決まりとなるようである。東京に出張・観光などで訪れる人は多く、この不況の中、東京都にとっては貴重な新規の財源となるだろうが、東京都とその近郊以外の住民にとっては迷惑な話だろうと思う。
2001 12 18  星野氏が正式に阪神監督に就任することとなった。阪神は、誰が監督をやっても大して変わらないだろうから、過大な期待をかけるわけにもいかないだろう。流石に阪神ファンも、野村前監督の失敗を見ているだけに、今度は過大な期待をかけるということはないだろう。
2001 12 19  講談社の日本の歴史シリーズの第14巻『周縁から見た中世日本』はなかなか面白かった。私などは、つい視野狭窄に陥ってしまうが、広い視点に立たなければ見落とすものは多いのだと改めて思った次第である。
2001 12 20  阪神の打撃コーチに田淵幸一氏が就任することとなった。田淵コーチと星野新監督は東京六大学以来の盟友で、気心の知れた人物を腹心にしたということなのだが、田淵氏の指導力と鑑識眼には疑問のつくところで、阪神の戦力向上には大して役に立たないだろう。
2001 12 21  昨晩はIEのお気に入りの整理を行なった。気に入ったサイトを次々にお気に入りに追加していったので、かなり分かり辛くなっていたのだが、これですっきりとした。また、いつ再インストールことになるかもしれないので、序にバックアップも取っておいた。
2001 12 22  昨年もそうだが、後の活躍馬が出走することが多く、レベルが高いということで注目されるラジオたんぱ杯2歳ステークスが行なわれ、断然の1番人気となったアドマイヤマックスは後ろから行って届かずの3着となり、1着はメガスターダム、2着はマチカネアカツキとなった。福永騎手は4年前にこのレースで断然の人気となったキングヘイローに騎乗して不利を受けて負けたが、今回も4年前と同じく騎乗ミスで負けてしまった。乗り替わりもあるのではなかろうか。レースの水準自体はあまり高くなく、勝ったメガスターダムもクラシック戦で好勝負になるか、疑問である。
 明日はいよいよ有馬記念が行なわれるが、テイエムオペラオーはまず間違いなく勝てるものと思う。相手は、菊花賞馬のマンハッタンカフェと、テイエムオペラオーと何度も接戦を繰り広げてきたメイショウドトウでよいだろう。
2001 12 23  有馬記念は、スローペースの凡戦となってしまった。逃げたトゥザヴィクトリーは武騎手の好騎乗で最後まで粘り、あわやと思わせたが、やはり最後は力の差が出た。勝ったマンハッタンカフェは、来年は古馬戦線の中心となるだろう。2着のアメリカンボスは、上手く流れに乗った感じである。断然の1番人気となったテイエムオペラオーは、流れに乗れなかったのもあるが、歴戦の疲れもあったのだろうか。
2001 12 24  クロフネが右前浅屈腱炎のため来年のドバイワールドカップを断念するとのことである。能力を発揮できれば勝てる可能性が高かったと思われるだけに、何とも残念である。少なくとも9カ月以上の休養を要する見込みとのことで、このまま引退する可能性が高くなった。
2001 12 25  今日はクリスマスで、本来ならこの日を盛大に祝うべきなのだろうが、日本では前日のイヴの方が遥かに盛り上がるようである。日本人の多くはキリスト教徒ではないのだから祝う必要は全くないのだが、お祭り騒ぎをする口実になっている感がある。この不況だから、それもまたよいだろうとは思う。
2001 12 26  昨日は大変寒く、久々に風呂を沸かして入った。面倒でもあるし、ガス・水道代も余計に要するので、ずっとシャワーだけで過ごしてきたのだが、流石にこうも寒いとなると、風呂にも入りたくなるものである。
2001 12 27  やはりクロフネは引退することとなり、社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることになった。大変優れたパフォーマンスを発揮しただけに、種牡馬としてもかなりの人気を集めることとなり、種付け権利はあっという間に満口になったらしい。種牡馬としての活躍を期待したいものである。
2001 12 28  明日は東京大賞典行なわれるので、予想を。トーシンブリザードは順調なら大本命となるところだが、故障休養明けで体重が大幅に増えていそうなので、馬券には絡めないだろう。では何が本命かというと難しいところで、ノボトゥルー・トーホウエンペラー・リージェントブラフ・ウイングアローの4頭が一応は有力だと思う。印は以下の通りである。
◎ノボトゥルー○ウイングアロー▲トーホウエンペラー△リージェントブラフ
2001 12 29  東京大賞典は、トーホウエンペラーが差し切って勝ち、2着にはリージェントブラフが入った。トーホウエンペラーはなかなか強い勝ち方で、菅原騎手は2年前に断然の人気となったメイセイオペラで惨敗したことがあるだけに、大変喜んでいることだろう。3着にはトーシンブリザードが入り、故障長期休養明けで厳しいと思っていたが、やはり底力は凄いものである。クロフネが引退することとなったので、来年のダート路線は、トーシンブリザードの無敵の快進撃となるだろう。
2001 12 30  後2日ほどで今年も終わりなので、風呂や台所や押入れの掃除をしたり、本などの整理を行なったりした。これで、大晦日から元旦にかけてはのんびりと過ごすことができそうである。
2001 12 31  いよいよ今年も今日で終わりである。今年も、漫然と日々を過ごしてしまって、何か向上したものもないということになってしまった。来年は、充実した日々を送れるようにしたいものだが、毎年同じようなことを言っているあたりがダメ人間である。

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