曜日 日記
1999 11 27 明日はジャパンカップを観戦しに久々に東京競馬場に出掛けようかと思っている。そこで例によって予想してみようかと思う。
常識的に考えればモンジューで決まりであろう。馬場が合わないのではないか、馬主が途中まで出走を渋っており凱旋門賞の後調子落ちなのでないか、という不安は確かにあるし、実際のところ調教は軽めであったが、大昔のスタネーラから最近のシングスピール(痛い目に遭ったなあ)まで、調教が軽めだったり動きが良くなかったりした外国馬の好走は珍しくなく、能力はきっちり出せると思う。だいたい、調教というのはレースで能力を出せるようにするための手段に過ぎず、調教で早い時計を出さねばならないということはないはずである。何よりも日本通のハモンド調教師が当初から出走に乗り気であったのだから、こうした不安は杞憂に終わると思う。恐らく楽勝するだろう。単勝で勝負する。
相手探しは難しく、単純に能力比較でいけばスペシャルウィークで決まりだろうが、激走した天皇賞・秋の反動もありそうで全幅の信頼は置けない。アンブラスモアの参戦で平均よりは早い流れになりそうなのでやはり侮れないステイゴールド、左回り巧者(だと思う)タイガーヒル、早い時期からジャパンカップを目標にしていたと思われるフルーツオブラヴの3頭も2着ならありそうに思う。先ずはモンジューの単勝を購入し、馬連はパドックでの様子を見て4頭のうちの何頭かに絞ろうかと思う。
◎モンジュー ○スペシャルウィーク △ステイゴールド △タイガーヒル △フルーツオブラヴ
1999 11 28 昨晩Yahooの掲示板に投稿しようとしたら字数制限に引っ掛かったので、分割して投稿しようとしたら固まってしまい、再起動せざるを得なくなった。ところが、再起動後プロバイダに接続しようとしたら「不正な処理をしたので強制終了します」の連発で、スキャンディスクを実行しても一向に改善されず、夜も更けたので取り合えず寝ることにした。
今朝起きると早速色々と試してみたのだが一向に改善されず、一時は競馬場にも行けないのではないかとも思ったのだが、色々と設定を変更して復元を実行したら4回目に何とか成功して無事プロバイダに接続できるようになった。改めて、バックアップを取っておくことの大切さを思い知らされた。
パソコンが復旧した後直ちに東京競馬場に向かい、昼休みに行われたエルコンドルパサーの引退式には何とか間に合った。今月も金欠にも関わらず、ダメ人間らしく意志の弱い私は昨日古本屋で3000円も使ってしまい、流石に馬券購入はジャパンカップだけにしたのだが、軸にしたモンジューが凡走してしまってやはりダメ人間らしく完全に外してしまい、来月の給料日まで1万円で過ごさねばならなくなった。本当に洒落にならない状況であるが、食材は割と買い込んであるので、餓死は免れそうである。
長くなりそうなので、ジャパンカップの感想とレーティングは明日書こうと思う。
1999 11 29 昨日行われたジャパンカップだが、実際に購入した馬券は、モンジューの単勝と、モンジューからスペシャルウィークとタイガーヒルに流した馬連であった。
モンジューは、スポーツ紙によると凱旋門賞前日の馬体重が496kgで、パドックで今回の馬体重が484kgだと知った時、軽い調整だったのに馬体重減ということはやはり調子落ちなのではないかと不安を覚えたのだが、凄い馬体には見えないものの調子自体は悪くなさそうに見えたので軸とした。スペシャルウィークは、2kg減の468kgで調子も悪くなさそうなので能力はきっちり発揮できそうだと思い、タイガーヒルは抜群に良く見えたので相手はこの二頭に絞ったわけだが、スペシャルウィークは能力を発揮して勝ったもののモンジューとタイガーヒルは凡走してしまい、全く無視したインディジェナスとハイライズがそれぞれ2・3着だから、完敗である。
モンジューの敗因は、後ろから行き過ぎたということもあるが、やはり凱旋門賞がピークでその後調子落ちだったのだろうし、輸送の悪影響もそれに拍車をかけたのだろう。タイガーヒルはヘリヤー騎手の談話によると引っ掛かったのが敗因らしいが、上手く流れに乗れなかったというところか。
インディジェナスは、輸送距離の短さも有利に働いたのだろうが、オリエンタルエクスプレスと好勝負をしており、ハイライズは、スティーヴ=コーセン氏が、今年未勝利だがあまり馬鹿にするのも如何なものか、という趣旨の発言をしたように、無敗でダービーを勝ち、今回の出走馬の中で昨年のインターナショナルクラシフィケーションのレーティングが最高だっただけに、両馬の好走も終わってみれば納得という感じである。
ステイゴールドはスエヒロコマンダーとほとんど差のない6着だけに物足りない気もするが、宝塚記念と今回とでのスペシャルウィークとの着差を考えると凡走とまでは言えないように思う。アンブラスモアがもっと早い流れで逃げてくれれば、といったところか。ラスカルスズカはやはり一線級とも好勝負できることを証明したが、疲労も大きそうで、今後のことを考えると楽な相手と戦い着実に賞金を稼いでいった方が良かったように思う。

スペシャルウィークは完勝だったが、ハイペースではなかったとはいえ時計が物足りないように思うし、ステイゴールドやスエヒロコマンダーとの着差や2・3着馬の近走不振や4着のモンジューの凡走などを考慮すると、そうも高い評価はできないと思う。昨年のエルコンドルパサーと同程度か少し上という評価が妥当だと思う。レーティングは以下の通りである。
第19回ジャパンカップ(G1、東京・芝2400m)   1:スペシャルウィーク127  2:インディジェナス124  3:ハイライズ123  4:モンジュー119  5:ラスカルスズカ111  6:ステイゴールド113  7:スエヒロコマンダー112  8:ボルジア108  9:フルーツオブラヴ109  10:タイガーヒル107  11:アンブラスモア105

1999 11 30 遂に日記を始めて一ヶ月以上経ち、この間一日も欠かさなかったのはダメ人間としてかなりの頑張りと言えよう。まあ、最近は特に急ぎの用も熱中しているゲームもないので、日記を書くだけの時間を充分に取れたということなのだが、来月24日に競馬ゲームのウィニングポスト4パワーアップキットが発売される予定なので、年末年始は日記を書かない日もあるかもしれない。そうなると、日記を付けるのが習慣になりつつあるとはいえ、ダメ人間らしくそのまま日記を書かなくなるかもしれない。
1999 12 今日から12月、師走である。年末だけに忙しい人も多いのだろうが、ダメ人間の私は、交友関係が狭く年賀状も数枚しか書かかないし、部屋も狭いので大掃除もあまり時間がかからず、何よりもここ数年は深刻な不況で仕事もそれほどないので、昨年までは年末だからといって特に忙しいということはなかった。だが今年は、ホームページを開設したし、更にはフリーハンデを作成しようと思い立ったので、かなり忙しくなりそうだ。
年末ということで各種の賞も続々と発表されているが、今日は流行語大賞が発表された。今年は「ブッチホン」「雑草魂」「リベンジ」が受賞したが、どう考えても今年は「定説」だろう、と思ったのは私だけではあるまい。
1999 12 誰も気付いていないだろうから黙って書き換えようと思ったのだが、万一気付いている人がいたらまずいので報告する。月曜日の日記でモンジューのレーティングを122としてしまったが、4歳馬なので3点減の119に訂正する。馬券を完全に外してしまったので動揺したか・・・。
それにしても、フリーハンデ作成を思い立ったはよいがやはり大変な作業で、既に3歳馬のフリーハンデを作成するのは諦めてしまった。うーん、やはり無謀な試みだったか。
1999 12 ヤクルトスワローズの野村克則捕手が阪神タイガースに金銭トレードで移籍することになり、阪神ファンは大騒ぎしているらしいが、野村克也氏を監督に迎えた時点でこうなることは容易に予測できたわけで、阪神は野村一族に骨の髄までしゃぶり尽くされるのだろう。
野村監督の手腕は認めるが、ヤクルトでの三度の日本一はフロントの優秀さ(特に新人選手や外国選手の獲得に関して)によるところも大きく、監督に優秀な人物を招聘してもフロントが無能なら優勝などまず無理である。かつての常勝西武も、広岡監督や森監督の手腕だけでなくフロントの優秀さも大きく寄与していたと思う。
阪神も、フロントが変わらねば例え監督が野村氏であっても優勝などまず無理だろうが、球団は野村氏を監督に招聘して勝つ気のあるところをファンに見せただけで満足している。野村氏も、無能なフロントの下では優勝はまず無理だが、優勝を逃してもフロントの責任にできるし球団から大金を引き出せると思い監督就任を承知したのだろう。

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