60

 

ストーリー  死兆星の輝き

流れ
 曹操に敗れた馬超達は張魯の元へ向い、許都に帰還した曹操は司馬懿を配下に加える。一方その頃、成都攻略中の劉備は苦戦しており、龐統に、孔明に援軍を要請した方が良いのではないかと尋ね、自らの将星の側に死兆星を見ていた龐統も、戦況変化による自身の死の回避に期待をかけてこれに賛同し、劉備は孔明に手紙を出す。手紙を受け取った孔明も死兆星の存在に気付いており、援軍を出そうとするが突然暴走し(笑)、援軍の派遣を拒否する。このため龐統は戦死し、苦境に陥った劉備は再度孔明に援軍を要請し、今度は孔明も援軍を派遣して劉備軍は成都攻略を達成して蜀の地を得ることとなり、ここに魏・呉・蜀の三国が鼎立することとなった。この知らせを受けた司馬懿は龐統の死に不審を抱くが、曹操は考え過ぎだと一笑する。

 蜀を得た劉備に対して、曹操は漢中を手中に収めるため張魯を討伐しようとするが、貂蝉が、自分の本当の両親は黄巾賊で、両親に教えられた「万民救済」の理想を今でも忘れてはおらず、同じ理想を抱いていると聞く張魯を是非自分が説得して戦は避けたいと申し出て、曹操はこれを認める。貂蝉の説得は成功し、張魯は漢中を曹操に明渡すが、最近今まで感じたことのない妖気が天下に漂っている、と曹操に忠告する。この時、病のため劉備の元へと赴いた馬超に同行できなかった龐徳が配下となる。

 劉備は曹洪の守備する定軍山への侵攻を開始し、曹操は夏侯淵を大将、張郃と龐徳を副将として援軍を派遣する。この直後、北方異民族の鎮圧を平定し報告のために帰還した曹影が配下に加わる。その頃、荊州の守備に当たっていた関羽の要請を受けた劉備は、自分が関羽と入れ替わりに荊州の守備に就くので関羽を定軍山攻略戦に従軍させたいと孔明に諮り、孔明は張飛が劉備に同行することを条件に劉備の提案を呑んだが、この時何故かほくそえむ。

 出陣直前の龐徳は自分に出陣を命じた曹操の真意を測りかねていたが、程昱または賈詡が龐徳を訪ねて曹操の志と真意について語り、これを聞いた龐徳は曹操に真の忠誠を誓う。ここでは、共通シナリオ第三章のストーリー『西涼から来た男』で、馬騰を投獄するを選択していると程昱が、馬騰を殺害するを選択していると賈詡が登場する。

新たに配下となる武将
 司馬懿、龐徳、曹彰

入手アイテム
 鉄兜(No34)・・・龐徳が所持

選択肢
 なし

 

合戦  定軍山の戦い

 北西の二ヶ所の関は陽平関、南西の関は葭萌関、北の城は漢中城、砦のある東の山が定軍山

出陣部隊数
 6~10

自軍強制出陣武将
 ①夏侯淵②張郃③曹洪④龐徳  曹操は出陣できない

友軍出陣武将
 郭淮

敵軍出陣武将
 開戦直前に退却:諸葛亮、関羽
 初期配置:趙雲、法正、黄忠、厳顔、馬超、魏延、雷銅、孟達
 援軍:呉蘭、劉封

選択肢
 定軍山の本陣か漢中城を占拠されると出る  A:退却する B:戦闘を継続する
 Aを選ぶと孔明が現れて蜀軍は撤退し、この戦いは終了する

制限ターン数
 10

自軍配置状況
 定軍山の砦に①その南西に②砦を囲む四つの兵舎のうち西に⑦南に⑧
 中央の兵舎に⑤その北に⑨
 南の兵舎に⑥その北に⑩
 陽平関の西寄りの関に④東寄りの関に③  ⑤と⑥の両隣にそれぞれ友軍の賊兵部隊
 漢中城に
郭淮を含む友軍計4部隊 

敵軍配置状況
 初期配置:葭萌関北に計12部隊
 東寄りに黄忠と厳顔を含む計6部隊
 西寄りに趙雲と法正を含む計6部隊
 葭萌関に孟達
 南に魏延と雷銅を含む計7部隊
 陽平関の西に馬超を含む計6部隊

 援軍
 黄忠が中央の兵舎を占拠すると、葭萌関の南西に劉封を含む計5部隊
 馬超が陽平関の東寄りの関を占拠すると、陽平関の西に呉蘭を含む計5部隊

勝利条件
 敵を全滅させる
 制限ターン数を超える
 上記選択肢が出てAを選ぶ

敗北条件
 自軍部隊の全滅

台詞
 張郃黄忠曹洪馬超

一騎討ち
 ○黄忠vs夏侯淵
 ●雷銅vs張郃

入手アイテム
 雷銅を倒すと皮の手袋
 敵を全滅させた場合に玉璽(No46)

攻略法
 第10ターン敵軍フェイズになると孔明が登場して蜀軍は退却するし、定軍山の本陣か漢中城を占拠されて選択肢が出てAを選んでも同様の結果となるので、状況はほとんど同じだが、赤黄シナリオ定軍山の戦いよりもずっと楽だと思う。ただ、必勝法を用いない場合は、玉璽を入手するのはまず無理だろう。兵舎か砦か関で敵を迎撃して10ターン耐えればよいのだが、関や兵舎を占拠されると敵の援軍が登場して厄介なので、これを防ぐために出陣部隊の選択と出陣順と装備品には気を付けねばならない。

 陽平関の守備について言うと、曹洪は後方に下げ、龐徳に太平清領書を装備させて第1ターンに東寄りの関に移動させておくと守りきれるだろう。中央の兵舎(⑤番目の出陣部隊)には、夏侯惇か張遼を出陣させ、方天画戟・鏡の鎧・青嚢書または豆袋を装備させると守りきれるだろう。⑨には、歩兵か弓兵か賊兵を出陣させると良いと思う。

 南の兵舎(⑥番目の出陣部隊)には歩兵を、その北の⑩には風神の盾を装備させた貂蝉を出陣させると良いと思うが、貂蝉が成長していないようなら歩兵か弓兵にすると良いだろう。ここを攻撃してくる敵軍の中には道士系部隊がおり、混乱させられるとやっかいなので、道士系部隊を優先的に倒すと良い。

 定軍山の守備だが、2部隊は強制出陣なので、残りの2部隊は、輸送が使えるようなら風水士を出陣させて夏侯淵と交代させて砦に配置し、残りの一部隊は夏侯惇か張遼にすると良いだろう。輸送が使えない場合は、歩兵か弓兵か賊兵にすると良いと思う。
  

 

青一覧へ  攻略法一覧へ  ダメ人間のための憩いの場へ