葉山瑠依
経歴
2005年春に小学二年生になったようですので、1997〜1998年頃の生まれと思われます。両親は離婚しており、東大病院の女医である母の美穂と暮らしていますが、土日のみ父と会えることになっています。父の姓名はなぜかずっと明らかにされていません。父はパエリア職人になるべく、スペインへ修行の旅に出ましたが(11巻所収の87話「スペインの星」)、最終回の時点でもまだ修行中のようです。しかし、パエリア職人としての技量はかなりのものになっているようで、修行は順調だと言えそうです。美穂の祖父はかつて開業医をしていて、主人公の入矢は子供時代に通ったことがあります。
人物像
ぼーっとした雰囲気をしていますが、子供離れした知識と感性の持ち主で、入矢をしばしばやり込めます。とくに料理についての感覚は人間離れしていて、瑠依は「グルメニスト」を目指していますが、母の美穂からは反対されています。美穂は優柔不断な性格ですが、瑠依の将来の職業選択については、医者か弁護士になるようにとはっきり言い聞かせています。主人公の入矢は、善悪の区別がつき、優しく、とてもユニークだ、と瑠依のことを評価しています。