ニコス=コー
経歴
漢族系ギリシア人で、父は優れた料理人であり、自身の料理の才能もかなりのものでしたが、忍耐強くないので料理人として大成せず、父はコーの別れた妻に店を譲り、コーは裏社会で詐欺まがいの行為で生計を立てていました。裏社会の住人であることから、偶然アトランティスにまつわる遺物の取引に関わってしまい、ペーテルに命を狙われますが、そのことがきっかけで入矢と知り合い、サントリーニ島に入矢と赴き、ペーテルに命を狙われながらも、アトランティスのじゅうような手がかりである円盤を発見します(3巻)。その功績でエンドレ財団から莫大な報酬を得て、元妻とも復縁し、アテネで中華料理店を経営するようになりました。
人物像
忍耐強くないためか、道を踏み外していったんは裏社会で生きることになりましたが、その裏社会でしたたかに生き抜いてきたことから分かるように、優れた頭脳の持ち主であり、度胸もあります。ただ、裏社会での生活に慣れてしまったためか、倫理観に欠けるところも見受けられます。