「 ガンピ − 岩菲 」


ナデシコ科・宿根草  原産:中国
    センノウの仲間で、山地の草原や林縁に生える。
    ナデシコ科の植物には美しい花をつける種が多い。
    センノウの仲間もその一つで、古くから園芸種としても栽培
    されている。この仲間には日本には6種ほどあり、本州から
    九州まで広く分布するフシグロセンノウがその代表。
    このほか、北海道と本州の一部に生えるエンビセンノウ、
    九州の一部に生えるマツモトセンノウ、九州と本州の西部に
    生えるオグラセンノウ、それに本州の一部に生える清楚な
    白い花のセンジュガンピなどがある。
    さらに花色の変異種や交配種、海外からの導入種があって、
    中でもガンピは中国から入った種として、古くから栽培されて
    いる。白色の花もある。 花期7〜8月。

和紙の原料となるガンピ(雁皮・ジンチョウゲ科)とは別の植物です。
(参照:園芸大百科)