「ハ コ ベ−繁縷」 


ナデシコ科・1〜2年草
別名(ミドリハコベ)
日本最初の本草書である「本草和名」に登場している波久倍良(はくべら)が
訛ったと考えられるが、語源は不明。繁縷は漢名。
至るところに生え、全体に柔らかく良く分岐して高さ10〜30センチになる。
葉は対生し、長さ1〜3センチ、幅0、6〜2センチの卵形で上部の葉は無柄。
花は直径6〜7ミリで、花弁が基部近くまで2裂するので10弁のように見える。
オシベは4〜10個。花柱は3個。刮ハは卵形で6裂する。
種子に尖った突起がある。
英名Chickweedは「ニワトリの雑草」の意味。
日本でも、ヒヨコグサ・スズメグサという俗称がある。
花期3〜9月。
(参照:野に咲く花)

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コハコベ