「カクレミノ−隠蓑」 


ウコギ科・常緑高木  
分布:関東南部以西(一部 福島県いわき市で発見の記録もある)

葉が密に付いて隠れることができるということからの命名。
カクレミノの葉は変化が大きい。幼苗は切れ込みのない葉であるが、
やがて3〜5つに分かれた掌状葉を付け、成木になると切れ込みのない
楕円形の葉となってしまう。一般に、林床のような暗い場所では下の葉にも
光が当たりやすいように切れ込みのある葉を形成した方が有利であり、
充分に光が当たる状況になると厚くて面積の狭い葉を付ける事が有利で
あると言われている。
(参照:野に咲く花)


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