イネ科・一年草 原産:ヨーロッパ 別名(タワラムギ) 黄褐色に熟した穂の形を小判や米俵にみたてたもの。
よく、ドライフラワーとして利用される。高さ30〜70センチ。 明治時代に観賞用として輸入され、現在では本州中部以南の 海岸や砂地などに、しばしば野生化し大群落をつくっている。 葉は長さ5〜12センチ、幅3〜8ミリの線状披針形。 花序はまばらな円錐形で、数個〜20個の小穂が細い糸状の 柄の先に垂れ下がってつく。 小穂は長さ1.4〜2.2センチ、幅0.8〜1.3センチのふくらんだ 卵状楕円形で、はじめ淡緑色、のちに黄褐色になる。 小花は7〜18個が水平に広がってつく。 花期5〜7月。 (参照:園芸大百科) |