「ソ バ蕎麦」

ソバの花

タデ科・一年草  原産:中央アジア
    現在のように「めん」の形で食べるようになったのは江戸時代になって
    からで、それまでは「そばがき」や「そば餅」にして食べていた。
    夏に収穫する夏ソバと、秋に収穫する秋ソバの2品種がある。
    果実はそう果で黒褐色。そう果が栗褐色のシャクチリソバは、ソバより
    あとから日本に入り、野生化しているものもある。
    現在ソバ粉として輸入されているものは、ダッタンソバと呼ばれるものが
    多いらしい。
    ソバの果実はそう果で長さ5〜6ミリの3稜形。
    シャクチリソバは長さ7〜9ミリと、ひとまわり大きい。
    果皮を取り除いて粉にしたものがソバ粉で、炭水化物やたんぱく質の
    ほか、高血圧や動脈硬化を防ぐルチンを多く含んでいる。
    果皮がいわゆるソバ殻。
(参照:野に咲く花)


 プランターでもソバの花は楽しめます。


 ソバの実が出来始めました。


 ソバの実
黒い皮を取り除き、中の白い部分を粉にしてソバが作られます。

赤花そば「小さなルビー」

 2002年10月23日の読売新聞埼玉版に、『栗橋町南栗橋の豊田コミュニティー
近くで、県内でも珍しい赤花そばの鑑賞会が開かれた。』という記事が掲載された。
 会場には小さなルビーを思わせる赤い花が満開で、訪れる人を楽しませたと記して
ありました同町では5年前から、町おこしの一環として、ネパール原産で鑑賞用に
品種改良された赤花そば「高嶺(たかね)ルビー」を栽培しているとのこと。
この赤花そばは、気温が下がると赤味が増し、11月初旬まで楽しめるそうです。