キク科・宿根草 分布:本州〜九州
別名(ハギナ−萩菜、オハギ)
「万葉集」にはウハギの名で登場し、古くから若菜摘みの草として知られている。
「嫁」は優しく美しいからという説もあるが、はっきりした語源は分らない。
若葉は特有の匂いがあり、ヨメナ飯は菜飯の代表格。
和え物や油いため、天ぷら、汁の実にしても美味しい。
山野の湿ったところや道端にふつううに生えている。高さ0.5〜1.2メートル。
茎ははじめ赤味を帯び、上部でよく枝分かれする。
枝先に直径約3センチの帯青紫色の頭花を1個ずつつける。花期7〜10月。
(参照:野に咲く花)
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