ヒユ科・一年草 分布:日本全土 原産地は不明だが、ヨーロッパやアジア各地に広がっている。
江戸時代には日本にも入っていた。 各地の畑や道端などに生え、根元から分岐して斜めに立ち上がり、 高さ30センチになる。茎はしばしば紫褐色を帯びる。 葉は互生し、長さ1〜5センチの菱状卵形で、先はへこむ。 茎の先や葉腋に緑色の花穂をつける。花穂にはオス花とメス花が まじってつく。苞は花被片より短くて目立たない。 花被片は3個。胞果は成熟しても緑色で、かたくならない。 花期6〜11月。 (参照:野に咲く花) |