「コ ブ シ − 辛夷」 


モクレン科・落葉小高木〜高木  分布:北海道〜九州
別名(ヤマアララギ、コブシハジカミ)
    野山や雑木林でふつうに見られ、大木に育つ。
    高さ5〜18メートル。樹皮は白くなめらかで、樹形は大きなスペード形のよう。
    満開の時は、周囲によい香りが流れ、その眺めは白いモニュメントのようで豪華。
    6〜10センチの白い花をつける。
    葉は長さ6〜13センチの広倒卵形で、互生してつく。
    集合果はこぶが多く、長さ5〜10センチ。花期3〜5月。果実期9〜10月。

    タムシバとよく似ているが、葉の裏がコブシは緑で、
    タムシバは白いことで区別できる。
(参照:野山の樹木)