「シダレカツラ − 枝垂れ桂」 


カツラ科・落葉高木

カツラの枝垂れ品種。雌雄異株で、花は雄花の
方が大きくよく目立つ。花期は4月頃。

「岩手県盛岡市を中心として、数本存在しているカツラの奇態木です。
岩手県中部、大迫町にある早池峰山山麓にて発見され、その後、盛岡市を
中心に植裁されたものです。通常のカツラと比較して、枝に付く葉の数が非常
に多いのが特徴で、葉に厚みがあり、カツラ独特の香りも存在します。龍源寺
のシダレカツラと、関口家のシダレカツラ、盛岡市内にあるものの3本が国指定
天然記念物とされ、全国にもその名を知られていますが、周辺にも数本の
シダレカツラが存在します。」

このシダレカツラは、千葉県松戸市「あじさい寺」で知られる「本土寺」の木です。
2004年6月撮影
(参照:園芸大百科)