「チチコグサモドキ − 父子草擬」


キク科・1〜2年草  原産:熱帯アメリカ

日本には大正中期から昭和初期に渡来し、戦後急速に分布を広げた。
高さ10〜30センチになり、全体に綿毛が多く、灰白色を帯びる。葉は長さ
1.5〜4センチ。幅約1センチのへら形で、先は丸くて短い突起がある。
茎の上部の葉腋から出た枝に淡褐色の小さな頭花が数個づつ固まってつく。
総苞は長さ4〜5ミリの卵形。そう果は楕円形。冠毛は基部が環状に合着
しているので、そう果から離れてもばらばらにならない。 花期4〜9月。
(参照:野に咲く花)

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タチチチコグサ  ・ウスベニチチコグサ