第 6回 |
2001年12月8日(土) 「 焦 」 ついつい家を出るのが遅くなり、パソ教室の授業にギリギリ間に合った〜。 ということで今週も行ってきました。 今回はフィルタを中心に進める。 フィルタを使うと画像にいろんな効果がかけることができ、はっきりと変化を体感できる ので楽しい機能だと思います。もっとも、現場では元画像にフィルタかけて全く現実に ないものを作り上げるってことはあまりしないそうですが。 フィルタってそれだけ使うならいいんだけど、、今まで習ったいろーんな機能と複雑に 組み合わせながら使うとなると、、難しいっっ(>_<)先生の言ったとおりにやったはずなのに、 かなり妙な出来上がりになってしまった課題もあり、うまく説明しきれるかわからんが、、 とりあえず元気出して行ってみよーっっ(汗) メニューからフィルタを選ぶとたくさんのフィルタがずらり。 ただ単にフィルタ選んで「OK」押すだけでそれなりの効果が出ます。とりあえず順番に ひとつずつ試してみることに、、の前に全体に共通する事項を押さえておこー。 連続して同じフィルタをかける時は、メニューからフィルタを選ぶとすぐ下に直前に 使用したフィルタが出るので便利。またショートカットキーがあり、 コマンドキー+F(Win版はCtrlキー+Fか?)で同じことができる。 RGBモードではすべてのフィルタが使えますが、CMYKモードだとそうはいかない。 使えないフィルタがたくさん出てきます。使いたい場合は一度RGBモードに変換しない といけません。メニューから「イメージ−モード−RGBカラー」で変換できます。 またRGBモードであっても、16bitチャンネルにしていると使えないフィルタがあります。 その時も8bitチャンネルに変換してやると使えるようになります。 「イメージ−モード−8bitチャンネル」で変換できます。 「フィルタをかけたけど、もう少しだけその効果を弱めたいなぁ」という時は「フェード」を 使う。メニューから「編集−フェード」を選択すればいい。ただしこれはフィルタを使用した 直後のみ有効。別の作業をしてからやろうとしてもできません。 あらかじめ選択範囲を作っておいてからフィルタを使うと、その範囲のみ適用されます。 特に選択範囲がない場合は全体に適用されます。 さて前置きはこのくらいにして実際にフィルタを使ってみることに。って言ってもテキストを みれば全部どんなカンジになるか写真が出てたので、あまり先生の解説はなし。 現場での使用頻度とともに、一言コメントってことで。 ★ぼかし 「『ぼかし』と『ぼかし(強)』はほとんど使いません」と先生。なぜなら細かい設定が できないから。「ぼかし(ガウス)」だと数値設定できるのでそっちを使うようにとのこと。 ガウスのほうはよく使う機能らしい。このぼかしフィルタでちょこっと課題。 1.適当な写真を用意。写真の中で強調したいモノを囲むように選択範囲を作成。 2.メニューから「選択範囲−選択範囲を反転」を選択。 (これで「強調したいモノ以外」が選択範囲になったはず) 3.メニューから「選択範囲−選択範囲を保存」を選択。 (チャンネルパレットを見ると新しくアルファチャンネルができたはず) 4.メニューから「レイヤー−レイヤーを複製」を選択。 5.メニューから「フィルタ−ぼかし−ぼかし(ガウス)」を選択。テキトーにぼかしてやる。 こうすると背景がぼけることにより、強調したいものだけにはっきりとピントがあってる ような写真になる。カメラに詳しい人なら撮影技術だけでこゆ写真も撮れるらしいが、 フォトショが使えればちょっとくらいカメラの知識がなくてもごまかせます(笑)。 授業ではビルの写真を使いました。空の雲をぼかし、ビルだけはっきりさせるように 加工。 ところでなんでわざわざ4でレイヤーを複製したかと言うと、、レイヤーさえ捨てれば 元の画像に戻るからです。元画像が大事な人はレイヤーを複製することをオススメ します。授業で使う写真はいろんな時に使い回しするので、加工しちゃうとあとあと 困るのだ、わはは。 ★ノイズ 「ノイズを加える」をよく使うらしい。元画像が全然ないところから、何かを作る時に 活躍するようだ。ではここでもひとつお試しを。木目のような画像を作ってみよー。 1.メニューから「ファイル−新規」で新しくファイルを作成。 大きさはテキトーでいいと思ふけど〜、 授業では500×500px、解像度72px/inch。RGBモード、内容は白。 2.ツールボックスから「一行選択ツール」を選択し、どこでもいいのでクリック。 3.メニューから「フィルタ−ノイズ−ノイズを加える」を選択。適用量はめいっぱいの 400%、「ガウス分布」を選択。グレースケールノイズのチェックは外す。 4.メニューから「編集−変形−拡大縮小」を選択。 がががっっと高さを伸ばしてやると、、ううう、目がチカチカするほどのサイケデリックな 縞模様が現れるはず。 5.メニューから「イメージ−色調補正−色相彩度」を選択。「色彩の統一」に チェックを入れ、色相スライダを動かし、茶色っぽい色にする。 6.メニューから「フィルタ−ぼかし−ぼかし(ガウス)」でテキトーにぼかす。 半径3pxくらいでええかな、、。 8.メニューから「選択範囲−選択範囲を解除」を選択。 7.メニューから「フィルタ−変形−シアー」を選択。 「ラップアラウンド(巻き戻す)」を選択し、グラフ内の線をテキトーに曲げて、 ゆがませる。あんまり激しく波打たせると不自然になるのでほどほどに。 どう?ちょっと木目チックでしょ?さらに「フィルタ−変形」のとこにある「回転」 「つまむ」「ジグザグ」なんかをちょっとずつ使うと、よりそれらしくなる。 おー、おもしろ〜い。 ★ビデオ これはあんまり使わないので覚えなくていいとのこと。「インタレース」はテレビ画像 なんかを取りこんだ時にできる横の縞模様を調整するためのものらしい。 テレビ画像自体、使う機会が少ないようだ。 ★ピクセレート 「モザイク」はよく使うとのこと。「人物の顔とか、、特に目だけとか隠したい部分に 使います(笑)」と先生。ううむ、どんな画像なんやっ?(爆) ★シャープ 「ぼかし」と同じく細かく設定できる機能のほうを使う。 「シャープ」「シャープ(強)」は数値設定できないので、「アンシャープマスク」を 使うこと。 ★スケッチ このフィルタは描画色・背景色の影響を受けるので、フィルタを使う前にどの色で 処理するのかしっかり設定して使わねばならぬ。 ツールボックスの描画色・背景色のアイコンで色を設定してね。 ★変形 「回転」「球面」「つまむ」「シアー」あたりをよく使うらしい。さっきの木目チックな課題 でも使ったしねっ。利用価値ありそー。 ★表現手法 「エンボス」を使うと立体感が演出できる。 画像に直接適用するよりも、アルファチャンネルの加工に利用するようだ。 では〜、「拡散」を使ってこんなことを〜。 1.メニューから「ファイル−新規」で新しくファイルを作成。 さっきと同じく500×500px、解像度72px/inch。RGBモード、内容は白。 2.メニューから「フィルタ−ノイズ−ノイズを加える」を選択。適用量400%、 「ガウス分布」を選択。グレースケールノイズのチェックは外す。 3.メニューから「フィルタ−表現手法−拡散」を選択。 モードは「比較(暗)」で「OK」。 4.3を何度か繰り返す。んー、4〜5回くらいかな。 なーんとなく、宇宙っぽい画像にー、、見える??(笑) ★描画 「雲模様1」って便利〜。適用すると雲みたいな模様を描いてくれます。 ランダムに描くので、適用するたびにちがったパターンが見れます。隣席の人と比べ ても全く同じ模様ではなかったです。 逆に言うと同じものは2度と作れんってことか?(爆) ではでは雲模様で遊んでみよう〜。 1.メニューから「ファイル−新規」で新しくファイルを作成。 さっきと同じく500×500px、解像度72px/inch。RGBモード、内容は白。 2.メニューから「フィルタ−描画−雲模様1」を選択。 3.メニューから「フィルタ−表現技法−エンボス」を選択。角度135、高さ5、 適用量500くらいにする。 4.メニューから「イメージ−色調補正−色相彩度」を選択。 「色彩の統一」にチェックを入れ、彩度を下げ、色相もテキトーにいじり、 全体的に灰色っぽく。 んー、なんかデコボコした岩みたい、、に見える??まあ何に見えるかは別として、 いろんな効果が出せる例ってことでひとつ、むははは。 もうちょっとわかりやすいやつ、やってみよかー。 1.適当な画像を用意。ツールボックスからテキストツールを選択。 ツールオプションバーから「マスクまたは選択範囲を作成」を選択し、画像の テキトーな場所をクリック。何か適当な文字を入力。 (入力した文字の形の選択範囲ができたはず) 2.メニューから「選択範囲−選択範囲を保存」を選択。 (チャンネルパレットに新しいアルファチャンネルができたはず) 3.メニューから「選択範囲−選択範囲を解除」を選択。 4.メニューから「フィルタ−描画−照明効果」を選択。「テクスチャチャンネル」の ところで、さっき作ったアルファチャンネルを選択。「光源タイプ」などをテキトーに 調節して「OK」。 ライトアップされた画像から文字が浮き出て見えるでしょ? アルファチャンネルを読み込むってとこがミソ。 ★その他 「スクロール」「明るさの最小値」「明るさの最大値」は画像に使うというより、 アルファチャンネルに利用し、選択範囲を移動させたり拡大縮小させたりするそうです。 ふぅぅぅ、やっとこれでフィルタは終了。特に説明しなかったフィルタは、先生の解説が なかったからです。ただ単純に試しただけのフィルタが多かったなぁ〜。 「本屋さんに行けば、いろんなテクニックが載った本を売ってます。今やった練習もいち いち覚える必要はありません。必要に応じて本を見たり、自分で工夫すればいいです」 と先生。そうだよなぁ〜、覚え切れんもんー。 実は本日ここまででかなりつまづいたワタクシ。特に木目チックな加工は途中、先生に 手伝ってもらったので全然わからず。あとで試行錯誤して覚えたのでしたー(汗) 休憩時間、また先生と男の子達がおしゃべりしていた。 来週は今までの総復習の意味で年賀状作成をするのだが、、 男 「馬の絵って描くの難しいですよねー。まだヘビのほうが描きやすいかも〜」 先 生「別に自分で描かなくてもいいよ。馬の写真持ってきて合成してもいいし〜」 男 「フォトショで、イラストレータみたいにパスとかって描けましたっけ?」 先 生「描けるよー」 男 「それって選択範囲の機能とかでやるんですか?」 先 生「ちがう、ちがう、別にあるよー」 男 「え゛っ、そんなん習いましたっけ?」 −みづき心の声−(え゛っ、そんなん習ったっけ?) 先 生「んーとね、これこれ」(と、教室に戻って指導) またもやダンボなみづきなのでした(爆) 後半は、今まで習ったことすべてをふまえて練習、練習。珍しく先生がプリントを 配ってくれた。いつもは口頭だけなんだけど、、さすがにちょっと複雑だったからなぁ。。 うまくレポートできるか不安だけど、、とりあえずGO、、、。 ★ひょう柄の文字 1.メニューから「ファイル−新規」で新しくファイルを作成。 さっきと同じく500×500px、解像度72px/inch。RGBモード、内容は白。 2.ツールボックスからテキストツールを選択。文字を入力。なるべく太くて大きな 文字のほうがわかりやすいかも。 3.メニューから「選択範囲−選択範囲を読み込む」を選択し、「OK」。 4.チャンネルパレットから「新規チャンネルを作成」で新しいアルファチャンネルを 作成。チャンネル名は「文字」にでもしといて。 5.メニューから「編集−塗りつぶし」を選択し、白で塗りつぶす。 (文字が白く塗れたはず) 6.メニューから「選択範囲−選択範囲を解除」を選択。 7.背景レイヤーと文字レイヤーを非表示にする。 (レイヤーパレットで目のアイコンをクリックして消してね) 8.チャンネルパレットから「新規チャンネルを作成」で新しいアルファチャンネルを作成。 チャンネル名は「ひょう柄模様」にでもしといて。 9.描画色を白にする。(ツールボックスの描画色のアイコンでできるよ) 10.メニューから「フィルタ−テクスチャ−ステンドグラス」を選択し、セルの大きさ16、 境界線の太さ10、明るさの強さ0で適用。 11.メニューから「選択範囲−選択範囲を読み込む」を選択し、「ひょう柄模様」 チャンネルを読み込む。 12.メニューから「選択範囲−選択範囲を変更−滑らかに」を選択し、半径6pxで 適用。 13.メニューから「編集−塗りつぶし」を選択し、白で塗りつぶす。 14.メニューから「選択範囲−選択範囲を解除」を選択。 15.メニューから「イメージ−色調補正−階調の反転」を選択。 16.レイヤーパレットから「新規レイヤーを作成」で、新しいレイヤーを作成。 レイヤー名は「ひょう柄」にでもしといて。 17.描画色をくすんだ黄にする。(これがひょうの地の色になるよん) 18.メニューから「編集−塗りつぶし」を選択し、「描画色」で塗りつぶす。 19.メニューから「選択範囲−選択範囲を読み込む」を選択し、「ひょう柄模様」 チャンネルを読み込む。 20.描画色をさっきよりちょっと暗い黄にする。(斑点の色になるよ) 21.メニューから「編集−塗りつぶし」を選択し、「描画色」で塗りつぶす。 22.メニューから「選択範囲−選択範囲を変更−縮小」を選択し、縮小量4で 適用。 23.描画色をまたちょっと明るい黄にする。(さっきの地の色とも斑点の色とも違う 黄にするといい。この色は斑点の内側の色になります) 24.メニューから「編集−塗りつぶし」を選択し、「描画色」で塗りつぶす。 25.メニューから「選択範囲−選択範囲を解除」を選択。 26.メニューから「フィルタ−ピクセレート−水晶」を選択、セルの大きさ6で適用。 27.メニューから「フィルタ−ぼかし−ぼかし(ガウス)」を選択、半径1.5で適用。 28.レイヤーパレットから「新規レイヤーを作成」で、新しいレイヤーを作成。 描画モードを「オーバーレイ」、不透明度は50%にする。 (描画モードはレイヤーパレットの上のほうの「通常」ってとこの右の矢印をクリック すると選べます) 29.メニューから「レイヤー−下のレイヤーとグループ化」を選択。 30.メニューから「編集−塗りつぶし」を選択し、白で塗りつぶす。 31.メニューから「フィルタ−ノイズ−ノイズを加える」を選択、ノイズの量400、 均等に分布、グレースケールノイズにチェックを入れ、適用。 32.メニューから「フィルタ−ぼかし−ぼかし(移動)」を選択、角度‐90°、 距離8で適用。 33.「ひょう柄」レイヤーの描画モードを「オーバーレイ」にする。 34.メニューから「選択範囲−選択範囲を読み込み」で、「文字」チャンネルを 読み込む。 35.レイヤーパレットの「マスクを追加」をクリック。 ふはぁぁぁぁ、書くの疲れたぁぁー(笑)。これでひょう柄の文字になってるはず。 ひょう柄の斑点が大き過ぎていまいちって時は、文字のサイズとか斑点のサイズとか テキトーに変えてみて〜。文字に縁取りがないのでちょっと見づらいかもしれんなぁ。 ホントは授業では縁取りありにしたんだけど、、こやって文章で説明するとあんまりにも 長くなるのでちょっと割愛させてもらいました。すまん。 授業ではあんまりうまくできんかったぁぁー。 なんか色がうすーいへんな文字になってしまい、「なんか違いますねぇ、、(笑)」と 先生に言われてしもた、ぐぐぐぅぅ。あとでもう一度試したらまあまあな出来になったけど ね。ひょう柄の色もうまく選ばないと、妙なひょうになるぞ(爆) 「うぅぅむ、、いろんなひょうがいますねぇぇ、、ふはは」と先生が眺めてたー。 動物園のひょうを思い出しつつ、それらしい色にしてやってねん。 このほかにも2つほど、フィルタを使った練習をしました。なんか涼しげな水っぽい 雰囲気なロゴとか、木目の表現その2とか。ホントにプリントに書いてあるとおりやった だけで、「どうしてこゆ操作をするのか」とか全然考えずひたすら指示に従う(笑) 原理はまったく理解してないぞ、えっへん(←いばるな) あと2つを説明するといつまでたっても日記UPできそうもないので、 とりあえずここまででm(__)m ♪さーて来週のみづきサンは〜♪年賀状の作成をやります。 「図案はあらかじめ考えてくるように。ここに来てから考えてたんじゃ、とても時間が 足りませんからね」と先生が釘をさす。 は、はーーい。。でもぉ、、次の日曜日は色彩検定だしぃ、、 何かと忙しいのよぉぉー、ちゃんと考えられるかは疑問(ばきばき)ま、なんとかなる やろ。ってことでまた来週〜(^_^)/~ ★今日の一字は「焦」(あせる)にしてみました。(こげる)じゃないよー(爆) |