Horiri'2000うきゃきゃさんの思い込みふぉとしょっぷ講座かずみんNOTE(ふぉとしょっぷ初歩の初歩講座)


【ほ組のフォトショップ初歩講座】

CS5−01* ふわふわリース *

サンプル画像 (提供:ほ組工房)

(注意):↓「実寸画像」と書かれていない画像は縮小画像です。

工程・操作
【1】リースを作成します。
   1、新規ファイル作成。 背景:黒 サイズ:800×800
     ・カンバスの中央に、十字に「ガイドを表示」します。
     ・「描画色:白」に設定。



   2、ブラシパレットの中から「毛玉」ぶらしを指定。
      (毛玉ぶらしは初期設定の中にあります)
     ・ブラシプリセットを開き、「散布」のチェックを外し、「間隔:50(目安)」に設定。



   3、「楕円形ツール」を開きオプションを設定する。 W620/H620 中心から。




   4、新規レイヤーを作成して、カンバスの中央(ガイドとガイドの交わったところ)に
     設定した大きさのパスを作成し、
     設定した毛玉ブラシでパスの境界線を描きます。



   5、新規レイヤーを作成して、
     「楕円形ツール=W580/H580」→「毛玉ブラシでパスの境界線を描く」。
     ・さらに新規レイヤーを作成して、
      「楕円形ツール=W540/H540」→「毛玉ブラシでパスの境界線を描く」。
     ・同様にして 「楕円形ツール=W500/H500」 
      最後に「楕円形ツール=W460/H460」と続けます。
   6、すべてのパスを描き終えたら、5枚のレイヤーを「結合」します。



   7、結合した「毛玉ブラシ」レイヤーを複製して「10°回転」します。
     ・回転したレイヤーを複製して、再び「10°回転」します。
     ・さらに 回転したレイヤーを複製して「10°回転」します。
     ・最後に「10°回転」したレイヤーを複製して、回転をしないで
      「透明ピクセルをロック」→「描画色:白」で塗りつぶします。
     ・5枚の「毛玉ブラシ」レイヤーを「結合」して、リースの土台の完成です。



【2】リースにリボンを描き加えます。
   8、新規レイヤーを作成しながら、10本のリボンを描きます。(描画色:自由)
     ・リボンの位置は、左右対称でなくても太さが違ってもぜんぜん平気ですので、
      自由に描きます。



  9、リボンを切り取るための「みなし線(仮の線)」を用意します。
    ・「楕円形選択ツール」を指定して、オプション設定をします。
      スタイル:固定 幅:400/高さ400
 10、新規レイヤー作成。 描画色:黒(分かりやすい色ならなんでもヨイです。
    カンバスの中心に、「400/400」の選択範囲を作成して
    「境界線を描く」→「中央:1px」と続けます。

    さらに、「楕円形選択ツール」のオプションを、
    スタイル:固定 幅:670/高さ670 に設定して、新規レイヤーを作成。
    「境界線を描く」→「中央:1px」と続けます。



  11、「みなし線」を利用して、「自動選択ツール」で選択範囲を作成。
     みなし線からはみ出している各リボンを削除します。



  12、削除したリボンからはみ出している毛玉リースを、毛足のあるものを
     リボンで縛った状態を想像しながら、消しゴムで消します。   



  13、リボンの両端に影を作ります。
     ・「楕円形選択ツール」を指定。オプションに「ぼかし:20」と入力します。
     ・「楕円形」を作成して、「選択範囲→選択範囲を変更→回転」
      選択範囲がリボンと水平になるように回転します。



  14、作業する「リボンレイヤー」をアクティブにします。
     ・回転した選択範囲をリボンの端に置き、2px程度位置を変えながら、
      「明るさとコントラスト→明るさ/-150」を3回繰り返します。



  15、「明るさとコントラスト」適用後の画像です。



  16、リボンに反射光を加えます。
     ・「覆い焼きツール」を指定して、オプション設定をします。
        ブラシ:ソフト円/250 範囲:ハイライト 露光量:80
  17、ブラシをリボンの中央に置き、3回クリックします。
       同じところをクリックしていると、真ん中が穴の開いたようになりますから、
       少しずつズラしながらクリックします。
       また、リボンの色によって3回クリックでは弱過ぎたり強過ぎたりすることも
       ありますので、様子をみながら適宜調整します。
    
  18、反射光適用後の画像です。



  19、カンバスサイズを、アレンジサイズに変更します。
     ・「画像解像度:550/550」にします。  イメージ→画像解像度
  20、さらに、「カンバスサイズ:600/600」にします。 イメージ→カンバスサイズ


  21、作業カンバスが小さくなり、リース全体が中央に配置していると思いますが
     約20px程度下に下げて安定良くします。
     ・リースや装飾用のリボンなど全部を移動するときは、移動したいレイヤーの全部を
      アクティブにし、「移動ツール」を指定して移動します。

     ・上部の装飾に「結びりぼん」を置いてみました。
     ・レイヤーが長くなりますが、最後まで各レイヤーを結合しないでおくと
      各装飾品の色や光具合を 簡単に調整・変更することが出来ます。

     ・各装飾品同士が同じトーンになってるかどうか確認してから「結合」して
      リース本体の完成です♪
        *装飾は自由に飾り、個性を発揮してください。
          クリスマスカラーを利用し、クリスマスオーナメントなどを配置すれば
          「クリスマス・リース」になります。



【3】装飾用オーナメントの作成例
    ・サンプル画像で使用したボール状オーナメントは、以下のようにして作成しています。
 A、選択範囲を作成して、描画色で塗りつぶします。
 B、カスタムシェイプからの借用で、模様を挿入します。
 C、ついでに「ドット」を書き加えました。
 D、塗りつぶした緑を選択範囲で選択し、選択範囲を拡大します。
    ・下の画像では「140%:拡大」しています。
 E、拡大した選択範囲の中で、模様などに「球面」を適用します。
 F、球面を適用した模様を「縮小」します。
 G、「塗りつぶし」レイヤーの上に新規レイヤーを作成して、「描画色:白」で反射光を描きます。
 H、塗りつぶした緑を外側から選択して、はみ出した模様や反射光を「削除」します。
 I、最後に模様の「透明度」を下げて、完成です。
 J、結合して縮小。



    ・ちなみに チェーンは、「ぶらし:ハード円/4px 間隔:220」で描き
     「スタイル:つや消しメタル」を調整をして使用。


Win.Photoshop.cs5 で作成しています。

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